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2013年9月1日、風男塾「風男塾乱舞TOUR2013」 @ 渋谷公会堂

2013年9月1日、風男塾のコンサート・ツアー「風男塾乱舞TOUR2013」の最終日公演を渋谷公会堂に見に行ってきた。風男塾のライブを見るのはこれが初めて。私は当日券で入って2階の最後列近くに座った。周囲に空席はけっこうあったものの、ほぼ満席と言っていい。

私がアイドルに興味を持ち始めた2009年の時点で「中野腐女子シスターズ」はすでに古株のグループで、ときには「スザンヌがかつて所属していたグループ」みたいに言われることもあった。それが「風男塾」に本格的にシフトし、ステージ・パフォーマンスのレベルを大幅に上げ、2回目の全国ツアーの最終日で渋谷公会堂をほぼ満員にしているわけで、この粘り腰はほんとうに凄いと思う。


最近の曲の作曲はプロデューサーの「はなわ」の手を離れていて、その部分は確実に聴きやすくなっている。昔からのファンがどう感じているかはわからないが、私としては昔の「歌は上手いけど楽曲面で注目に値しない」という印象がなくなった。それどころか、この日に衣装を初披露し、コンサート終了後にMVを初公開した新曲『男装レボリューション』(http://youtu.be/rFRPVpGs_wQ)は、曲もMVもとても良く、ビジュアル・イメージも含めて新しいステージに足を踏み出したという感がある。


これまで意識したことがなかったけれども、コンサートを見ていて、風男塾にはハロプロに似ている点があると感じた。真似をしているのか、ルーツがどこか別のところにあってともに影響を受けているのかわからないが、ショーパブとか温泉旅館の大宴会場っぽいダサさがある。似ている点の例:

● はなわの作る曲に独特のエグみがある。ただし上に書いたように作曲者が代わっている最近の曲は異物感が薄れている。

● お米を賛美する曲とか地球規模のことを心配する曲とか人生の応援歌がある。

● お祭り好きで、唐突に音頭をやる。

● 公演中に流れる映像作品が同じような方向に垢抜けていない(ハロプロよりはプロっぽい作りだが)。

● アンコール最後の曲のバラード→終演→手を振ってありがとう、の流れが、音楽のアレンジメントの仕方を含めてそっくりだった。これは業界定番のパターンなのかもしれない。


客層は「メンバーたちに憧れる少女たち」が核になっているようだが、話に聞いていたようにたしかに老若男女がいた。1階前方はカラー・スティックを感情込めてひたすら振るタイプで埋め尽くされていたものの、2階では義務づけられているわけではないのに大多数が着席したまま鑑賞する中で、あちこちに、立って振りコピする者やカラー・スティックを行儀よく振る者がいるという、いい意味でカオティックな状況だった。


歌声に艶があるメンバーが多い。もともと歌うこと自体は得意なグループではあったが、MVやライブ映像で受けた印象よりもずっと、声の力で場を持たせている場面が多いと感じた。ただし、歌声の不安定な喜屋武ちあき以外は声の質が似ていて区別しにくかった。


EDMっぽい曲とフォーメーション指向のダンスがあった。バックアップ・ダンサーを8人付けての(準)本格的なものもあったが、これはこの渋谷公会堂のみでの趣向だったようだ。このダンサーたちは何度もいろんな場面で出てきて大活躍。


日本相撲協会の応援ソング『RIKISHI-MAN』をやっている関係から、白鵬が途中で出てきて花束を渡した。


病気療養のため休養中の原田まりる(流原蓮次)がアンコールで登場し、最後の曲に参加した。これを含めてエモーショナルな千秋楽であったようだ。


私が最後に注意して見ていた頃は、まだ「男装」ではなく本物の男だという建前を貫いていたから、この設定をやめていたことには少々びっくりした。でもあの建前は面倒くさいし、『男装レボリューション』のMVの出来を見ても、いまの方針の方がずっと入りやすいと思う。


以上、私としてはチェックリストを埋めるぐらいのつもりで行ったコンサートが予想以上に楽しめた。このグループは非常にユニークな、安定したニーズのあるニッチを独占しているわけで、いまある他の多くのアイドル・グループよりも長生きしそうな気がする。


ちなみに、風男塾がまだ腐男塾だった頃に青明寺浦正(浦えりか)と流原蓮次(原田まりる)の2人が『今夜もうさちゃんピース』のゲストに来たことがあった(http://gree.jp/michishige_sayumi/blog/entry/588647286: 放送日は2011年7月24日)。そのときの道重さゆみが明らかに異性を意識した緊張のしかたをしていて、倒錯的な雰囲気になったことを覚えている。

これに加えて、今回のコンサートにハロプロのパラレル・ワールドみたいに感じられた面があったこともあり、ハロプロと風男塾のコラボレーションなんて面白いんじゃないかと思った。

ミュージカル好きの私としては、男と女の組み合わせでのパフォーマンスを見てみたいという気持ちがあるのだが、アイドルのあり方からしてそれが無理だとしても、風男塾だったら大丈夫に違いない。男役を風男塾がやる『Mr.Moonlight ~愛のビッグバンド~』なんて面白そうではないだろうか。いやあれは女が男役をやるからいいんだよ、と言われても、ちゃんと女だし。

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