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LoVendoRファーストライブツアー2013 Ver.2 @ 柏PALOOZA #2

「LoVendoRファーストライブツアー2013 Ver.2 @ 柏PALOOZA #1」の続き。


● オリジナル曲について。モーニング娘。の春ツアーで聴いた『この世に真実の愛が一つだけあるなら』は、つまらないJpopという感じで好みではなかった。中島卓偉の作品だという『思うがままを信じて』は平凡だが、田中れいなならなんとかしてくれそう。『愛の儀式』という曲はどんなものだったか思い出せず、ライブ動画も音源も見つからなかった。

『人生マニアック』という曲はなかなか良く、ライブ1曲目だったこともあり、ライブ全体の好印象に大きく貢献したように思う。こちらにライブ映像がある: http://youtu.be/uTL-WF4j8F0?t=27m28s

パフォーマンスの内容はともかく、曲として、興味を持てるそこそこの複雑さを持っていて、ヴォーカルにもギターにも面白い見せ場があるということはわかると思う。


● 最後のまとめとして、『イエノミ』の話に戻る。この番組は、以前アイドリングの遠藤舞がアシスタントをやっていたこともあって何度も見ているのだが、面白いと感じたのは今回のLoVendoRの出演回が初めて、というぐらいに異例の面白さだった。もっともこれほど馴染みのあるゲストは初めてなんだから当たり前といえば当たり前か。その面白さの原因は司会の西川貴教と田中れいなの衝突とすれ違いだった。

西川貴教は番組が始まる前から、「会社から言われるままにフォークのカバーをやるのではなく、アイドルを脱してロックをやれ」と言う算段をしていただろう。ヌーノ・ベッテンコート好きに焦点を当てたのは、そこに持っていくための前準備だった。しかし田中れいなはその説教に頷くどころか、大まかな話の枠組みに同意することすらしなかった。


で、私はこの回を見て、圧力に負けずに持論を貫く田中れいなの強さに改めて感銘を受けた。彼女がモーニング娘。での終盤をともに過ごした道重さゆみにも感じることで、外から押しつけられる権威に簡単に影響されない強さがある。これはともすれば「他人の意見を聞き入れない頑固さ」にもなって、それなりの弊害も引き起こしているだろうけれども、2人の魅力の源泉の1つだ。

彼女はいまは会長の好みに従順に従ってフォークのカバーをやっているわけだけれども、西川貴教にプロデュースをやってくれと(半ば冗談でも)お願いできることからわかるように、会長の価値観も権威も内面化しているわけではない。自分がアイドルとして歌を歌うというところさえ確保できていれば、どんな形態でどんなジャンルの曲をやってもいいのだから、周囲で動く大人たちの動きを見て、その場その場でうまく乗りこなしてやろう。

これが、彼女がブログに書き、会場でも観客に対して言った「今が楽しけりゃ それでいーと思うと」の背後にある世界観なのだと思う。


● この枠組みの中で、バンドの他のメンバーがどのような位置にいるのか、田中れいなを含めたバンド全体のダイナミクスがどうなっていくのか。「田中れいながソロでやってればいいんじゃないの?」という疑問は絶対に湧いてくると思うのだが、それにどう応えられるのか。私はこれまでLoVendoRに興味を持っていなかったのでぜんぜんわかっていないし、それが面白いアイドル・コンテンツになりうるのかどうかもまだわからない。が、今回の放送とライブで興味が湧いてきたので、しばらく追いかけてみようと思う。

私は日本のポップ/ロック・シーンに疎いので、LoVendoRが売れるのか、どのように受け止められるのか見当がつかないのだけれども、今回のようにロックに関する固定観念からの批判は絶対出てくると思う。軽やかに受け流して進んでいってほしい。今回の『イエノミ』での様子を見ると、この手の論はもういくどとなく聞かされていて、彼女側の理論武装はできあがっているという感じもするのだが。
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