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2013年6月29日、モーニング娘。がTBS『音楽の日』に出演

2013年6月29日にモーニング娘。がTBS『音楽の日』に出演し、この時点での最新シングル曲『ブレインストーミング』を披露した。私はモーニング娘。の部分を見ただけで、これがどんな番組なのかをよく知らないのだが、一つたしかに言えるのは、ちょっと前だったら卒業メンバー数人のバックアップ・ダンサー扱いで『LOVEマシーン』あたりの曲をやっていたような、一般視聴者向けのお祭り音楽番組だったということだ。

しばらく前から、「新生モーニング娘。は高橋時代のモーニング娘。を超えたか?」というテーマの記事の構想を考えているのだが、その文脈の中で言うと、今回の出演の最大の意義は「『LOVEマシーン』をやらなかった」ということにあると思う。私がファンになった2009年~2010年頃のモーニング娘。は、この種の番組に出ることも稀だったが、その数少ないチャンスでも「現在のモーニング娘。」を見せることが叶わず、ファンとしては苛立ちが募るばかりだった。これほど進化してきているモーニング娘。が、なんで10年前のつまらないヒット曲をやらなくてはならないのか、という不満があった。

そこで今回の『ブレインストーミング』である。実際に『LOVEマシーン』をやらなかった、というだけでなく、『LOVEマシーン』をやりそうにない佇まいをしている。

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これを見ると、高橋時代のモーニング娘。は『LOVEマシーン』を歌ってもしかたがなかった、番組の制作者や視聴者がそれを求めてもしかたがなかった、と思ってしまう。それほどまでに、いまの「新生モーニング娘。」ははっきりと「新生」していて、過去との断絶がある。

とか言っているうちに、あっさりと別の番組で『LOVEマシーン』とかやっちゃうかもしれないし、次の新曲でまたもや大々的な路線変更があるかもしれないが、少なくともこの時点のモーニング娘。は、楽曲の面でもパフォーマンスの面でも、また全体的な視覚的イメージの面でも、私の中にある「(非アイドル・ファンという意味での)一般人の感受性」に照らし合わせてとても受け入れやすい状態にある。

これは逆に言うと「普通」だということだ。アイドルっぽくなくてつまらないと感じる人もいるだろう。他の「普通」のジャンルのものと比較されることになってハードルが上がることもあるはず。私個人は、このブログで何度か書いてきているように、シングルCDのイメージ戦略としてはこれまでで最も好みだけれども、それだけにライブ・パフォーマンスで見える粗に困惑する。これはほぼ完全にコレオグラファーの問題。


皮肉なことに、今回のテレビ出演では、普段ならば苛々させられるカメラ・ワークとカット割りのおかげでかなり助かった面がある。たとえば、この「か弱き乙女を泣かしちゃならない」。

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この箇所はこの曲の最大の弱点の1つだ。メンバーたちが脚を開閉するステップを使い、円を作って時計回りに回るその動きが、うまく行っているように見えたことがない。ステップが揃っていない、というか、「やり方を揃える」という発想がないんじゃないかと思ってしまうぐらいにバラバラで、各人の移動の距離やタイミングが合わないから、メンバーたちが作っている円形がうまく保たれない。というような問題も、足元を映さないフレームと、ズームのおかげであまり目立たなくなっていた。

そしてこの「人見知りするのが残念なタイプ」。

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片手をニワトリの鶏冠みたいに立てて、「行進」みたいなステップで、各メンバーが入り組んだ円運動をするところなのだが、カメラがなんと外周に沿って移動するため、そのバカっぽさがバレなかった(ように感じた)。この前にある同じ動きの箇所でも、カメラの移動とカット割りのおかげで移動が目立たない。普通ならば「コレオグラファーの意図を無視したけしからんカメラワークだ!」と激怒しているところだが、今回ばかりは「ありがとう!」と言いたい。


それにしても、この超ダサい円運動に対するこだわりはなんとかならないものなのだろうか。『Only you』のときは笑って見ていられる余裕があったけれども、ここ最近の言い訳なしの「かっこいい路線」ではちょっとしたダサさも致命的な傷になりえる。

その意味では、どうせならダサ歌謡色が残っている『ブレインストーミング』よりも、もっとハードな『君さえ居れば何も要らない』の方が視聴者に与えるインパクトも大きくてよかったはず、と最初は思ったのだけれども、あの小さく貧相なステージと、手拍子をするスタジオの観客たちを見ると、『ブレインストーミング』ぐらいがちょうど良かったのだろう。


以下、その他に思ったことを。

● 田中れいなのいないモーニング娘。としての初めてのパフォーマンスだった(実際には他番組向けにこれよりも前に収録したパフォーマンスがあるようだが)。最近のシングル曲は田中れいながいなくても大丈夫なように作られているので、ネガティブな影響はまったく感じられなかった。


● こういうテレビ番組だと歌詞が表示されるからキツい。


● やはり音声関係が難しい。マイクが完全に切られているメンバーが数人。コーラスのところは被せの声しか通していないようで、そこからソロに移るとボリューム調整がうまく行ってなくて、めちゃくちゃ弱々しく聞こえたりする。この新しい路線は、少なくとも音声面ではこの手の番組には向いていない。


● 道重さゆみはコンディション良し。この「賢く生きようじゃないか」に限らず、まったくマイクが通っていない?

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● 冒頭で狂ったように腕を突き上げる生田衣梨奈。

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前の方でメインのダンサーたちがそれっぽいダンスを踊っているのだが、カメラがこのように回り込むもんだから、後ろの方で異様なテンションで腕を突き上げる生田衣梨奈の姿がこうして映像に残された。微妙にリズムが合っておらず、ダンスというよりもなにか体育系女子が「運動」をしている感じ。



● 前述の円運動の終盤で、鈴木香音を突き飛ばす飯窪春菜。

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これはカメラの位置がステージの中心線からずれていたのが原因だったのかな。ちなみにこの2人もコンディションが良かった。コスチュームのせいもあるのかもしれない。飯窪春菜はそれほど痩せて見えず、鈴木香音はそれほど太って見えなかった。
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