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これからの道重さゆみの位置づけに関するファン的妄想

直前の記事にコメント(http://michishigefan.blog130.fc2.com/blog-entry-442.html#cm)を付けてくれた方が、これから卒業までの道重さゆみのポジションについて書いてくれているのだけれども、「今の既定路線のまま、さゆが地味に終える体で考えたとき、鞘師里保・小田さくらのモーニング娘。に弱さを感じずにはいられない、っていうところからきているんです。それを道重さゆみが救ったら、さゆのファンとしては至福だな」というところを読んだとき、自分が最初から「地味に終える」という前提でしか物を考えていなかったことに気づいた。ファンならば、ここは道重さゆみがモーニング娘。を「救う」という方向で想像を膨らませるようでないとダメだと思って考え込んでしまった。

ただ、自分がなぜこうなのかにもそれなりの理由はある。

そもそも私はモーニング娘。の「エース」とか「センター」のポジションにそれほど魅力を感じていないし、このポジションに立った歴代のメンバーにもそれほど関心がない。「だから」なのか、「なぜならば」なのかはわからないが、そういうわけで私は過去の多くのシングル曲をそれほどいいとは思っていない。私にとってモーニング娘。の魅力は、シングル曲で打ち出される「エース」中心の構成がないB面曲やアルバム曲にある。

つまり「モーニング娘。がシングルCDを通して打ち出すイメージ戦略」が、私の好みから外れている、ということだ。よくそんなことでモーニング娘。にハマれたものだ、とは思う。また、そういうことだから、私の好みはファンのマジョリティから大きくずれているだろうな、とも思う。


しかし、いやこれはほんとに驚くべきことに、なのだが、『One・Two・Three』以降のエレクトロ的ダンス・ミュージック路線は、これまでで一番、私の素直な好みに合致しているのだった。このブログではこれらのシングル曲についてけっこうネガティブなことを書いているけれども、それは主にコンサートでのライブ・パフォーマンスで粗が見えるということについて言っているのであって、グループの路線として、イメージ戦略として、そしてミュージック・ビデオの出来というレベルでは、モーニング娘。はいままで一番(個人的好みとしては)好ましい状態にあると思う。

道重さゆみがリーダーになったとたんにこんな持ち上げ方してる、ということでは決してない。これらの曲で道重さゆみが目立って重用されているわけでもないし。その意味で、この路線での道重さゆみはたしかに「地味」ではある。


そういうことなので、モーニング娘。はこの路線をしばらく追求して、勢いに任せて行けるところまで行ってみてほしいな、と願っている。ヴォーカル・パートをこれ以上に分散させ、コレオグラフィー上も「エース」とか「センター」の概念をこれ以上に薄めてもらえると嬉しいのだが、あまり贅沢は言うまい。その中で道重さゆみはいまのような立ち位置でいい。もちろん彼女をフォーメーションの中心に置けばグループとして一番映えるとは思うけれども、むしろセンターの概念を薄める方がグループにとっては有益だと思う。



じゃあ、卒業までの道重さゆみのポジションについて、ファンとしてどんなことを望むのか。ファン・ブログらしく好き勝手に書いてみると…


● ソロ曲・ユニット曲

道重さゆみはソロ曲や少人数ユニット曲の面ではとても恵まれている。たしかにつんくに愛されているんだろうな、と感じる。ここまで来て『ラララのピピピ』という大傑作が来てしまうわけで、愛はそうとう深く、継続的だ。願わくば、卒業までにこの『レインボーピンク』から始まる電波ソング路線の傑作をあと一つ。譜久村聖とのデュオによる『好きだな君が』と『哀愁ロマンティック』はいまいちだが、こちらももっと聴きたい。

そして、『It's You』路線をあと一つ。最近、この曲をふと久しぶりに聴いてみたらものすごく良かった。最近聴いていない人は、特にアルバム音源の方を聴き直してみてはいかが(http://youtu.be/FxMSnqH5ISs)。レコーディング技術者の勝利ということなのかもしれないが、作品として素晴らしいのは変わらない。いまの道重さゆみによる再解釈バージョンをライブで見てみたい。


● 全体曲

最近の作品だと『彼と一緒にお店がしたい!』のような、道重さゆみの持ち味を活かしながら、グループ全体の魅力を見せてくれる作品をもっとたくさん見たい。いい曲であることは大前提として、重要なのはコレオグラフィーである。このところのシングル曲をやっているYOSHIKOではなく、木下奈津子の作品が見たい。といいながら、『彼と一緒にお店がしたい!』が木下奈津子の作品なのかどうかは知らないのだが。

この曲のほか、昨年の秋ツアーの10期による『青春ど真ん中』のようなミュージカル仕立てのユニット曲、そしてそれほど特徴的ではないが『Loveイノベーション』のような楽しい全体曲など、ステージ全体を有機的に使って、各メンバーの魅力を存分に引き出すミュージカル/レヴュー・タイプの曲/コレオグラフィーにおいて、道重さゆみは大いに活きる。歌さえなんとかなれば、この人は間違いなくミュージカルに向いている。

そもそもモーニング娘。のシングル曲がこの路線だったらいいのに、と思うこともあるのだが(道重さゆみがメインでないとしても)、その需要がないという判断なのだろうし、上にも書いたようにいまのエレクトロ/ダンス路線は十分にうまく行っているからあまり多くは望むまい。


● 個人での活動

もうずいぶん前から、彼女が単独で出演するテレビ番組を見なくなっている。このブログで取り上げたその手のバラエティ番組は、2010年7月の『世界一受けたい授業』が最初で最後だ。この後もしばらくは、彼女が出たバラエティ番組はほぼ全部見ていて、彼女の姿を見られるのは嬉しかったのだが、記事を書くに値するぐらいに面白いと思った番組は1つもなかった。

モーニング娘。卒業後の道重さゆみの活動の場がテレビ番組になるのだったら、ファンとしては非常に難しい立場に立たされることになる。でもやっぱり無理だろうな。彼女がどうこう以前に、番組の質が低すぎて見ていられない。『美女学』も『ハロプロTIME!』も『数学女子学園』も『彼は、妹の恋人』もぜんぶ見た上でこう言っているのだから神様も許してくれるだろう。


もともと最初から指向性の違いがあるのはわかっているので、このような形で芸能人としての活動を見続けられなくなることの覚悟はできていた。ラジオ番組でのトークなどを聴いていても、「アイドルに対する関心」を共有しているだけで、それ以外の点ではまったく接点がない。それがとても好ましかったわけだし、こちらの好みの方に近づいてくれないかなという願望もない。だいたいアイドルに対する好みも一致していない感じがする。「道重さゆみ」に対する好みだけは確実に一致しているが。


敢えて一つだけ言ってみたいのは、本人としてはもう完全に道を閉ざしたようだけれども、女優としての活動を再検討したらいいんじゃないかな、ということ。『数学女子学園』と『彼は、妹の恋人』を見た上でそんなこと言うか、という感じだけれども、演技というものにはこれ以外の道もあるのであって、この色に染まっていないがゆえに開ける道もあるかもしれない。いや、やはりないかな。

これはモーニング娘。のメイン・ヴォーカルをやっていると歌手としてダメになる、というのと似ている。日本の映画もドラマも演劇も(私の知っている範囲では)大部分がそうだが、ハロプロの歌みたいに「変なもの」なのであって、そこから外に出ればもっとちゃんとしたものは世の中にある。ただ、演技の道の場合、「そこから外」の場が日本国内に見当たらないので、日本のアイドルのキャリア・パスとしてはやはり無理な話なのだろう。


ここ数年、アイドルを見ていて思うのは、「卒業後」の道が絶望的に貧しい、ということだ。結果として、若いうちのアイドルとしての活動がピークになってしまう。本人の能力の限界ゆえに伸びなかった、ということではなくて、日本のショウビズそのもののポテンシャルが低い。テレビ、映画、音楽、ミュージカル、演劇など、いずれもそうだ。

まだ可能性が感じられるのは、ラジオ番組と、その発展系として、今後の伸びが期待できるインターネット配信の映像番組。卒業後もこれらを続けてくれればありがたい。プロデューサー的視点から関わるならいっそう楽しそう。
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No title

前記事のコメントからここまで広げて頂いて、嬉しいです。
道重さゆみは、オーディションの時に言われた通り、道重さゆみ自身が作品、と言えるくらいの強みを持っていながら、本人が作品を作るときには、色々と難があって、自分の中でもどかしい存在なので
妄想が一層ふくらんでしまうんです。

it's you 路線の新作はぜひ欲しいですね。
というか、最近フレンチポップス(でいいのかな、音楽詳しくないので)を聞くたびに
アイドルはこういうタイプの曲もっと力いれるべき、と思ってしまいます。

私もシングルよりアルバム曲のほうが好みなんですが、道重さゆみのビジュアルをPVで活かさないでどうする、と思うのでシングルでの見せ場が欲しいです。
>「エース」とか「センター」の概念をこれ以上に薄めてもらえると嬉しい
というのは分かります。商業的にはエースの存在は欲しいのかと思うけど
鞘師里保にはダンスがあるので、歌割りを今の半分にしたとしてもダンスやPVで見せ場を作ることでエースの看板そのものはおろさずにすみますし。
1人1人のメンバーにきちんとした見せ場があって、負担の多いメンバーがいない状態を作ってメンバーの能力の養成期間にしてほしい。その間、道重さゆみにモーニング娘。を支える役割を担ってほしい、と思います。

メンバーを育てる環境として今のモーニング娘。をみると、道重さゆみがリーダーでよかった、と思います。
歌唱力メンといわれる人がエース兼リーダーという中にいると、いわゆるパフォ中になってしまいボイトレは頑張るけど、なぜか表現力は育たない、という最悪の育ち方をする可能性がありますが
道重さゆみのようなメンバーが上にいることで、歌唱力や身体能力以外の表現力の大切さやビジュアル、キャラクターを強めることの大切さがみえやすくなっています。

道重さゆみの、コンサートで見えにくい席に座っているお客さんにきめ細かく手をふったり、グリーとアメブロで記事を書き換えたり、ブログが2つもあるのに有料サイトのブログは、払った金額分より内容が多かった、と思ってもらえるようにきちんと書こう、とかいうプロ意識を持つことは、単なるオタク媚びではなく、ステージ上でのトーク力や、曲にあわせた表情の変化、コンサートの後半体力がないにもかかわらず、ぴょんぴょん飛び跳ねて観客のテンションをあげなおしたりするようなライブパフォーマンス力を高める秘訣で、モーニング娘。以外のハローのグループが中々出来ない部分なので、新メンバーにはしっかり吸収してこれからのモーニング娘。の強みにしてほしいです。とくに、佐藤優樹、工藤遥、鈴木香音、石田亜佑美には期待してます。

道重さゆみのPV付きの大傑作、という意味では現実的に期待できるのは
卒業記念のソロ曲(卒業はしてほしくないけど)なんですよね。

それと、さゆ は卒業後の活動がみえにくいメンバーですが、私は歌をやってほしいです。
モーニング娘。にいても、ソロ曲や2人曲でしか出番がない(しかもそこには傑作がうまれる)のだったら、最初からソロでPV付きで出してほしい、という思いがラララのピピピ以降強くなっています。
あまりにも歌唱力に難があることが定着してしまっているので、歌での活動を期待する声は少ないけど
知名度、ビジュアル、表現力があればPV作るのには充分ですし
新曲を出して歌番組に出て「オンチでも可愛ければCD出せる」「声全部加工されてる」とネタにもなるけど、なんだかんだ言って出来上がったPVをみるとファンになってしまう。
みたいなことは充分出来ると思うので。
本人のやりたいことを詰め込んだPVを作る事が出来れば一般でもプロデューサー路線でのTV出演もあるかもしれないです(奇跡の一枚@道重プロデュースみたいな形でバラエティに組み込んでもらえるとすばらしい)

可愛い路線毒舌路線だと、ひな壇タレントになってしまいますが、ふられないと喋る事が出来ない状態でひな壇タレントは続けられないでしょうし、歌を出す事でキャラが出せるというのがタレントとしての道にも繋がると思います。


ちょっと妄想が走りすぎてしまいました><
私の理想は、新メンバーの教育者としてあと半年は頑張って、その後ハローに残りながらモーニング娘。を卒業してソロ歌手になり、ハロプロメンバーのプロデュースをしながらCDを出すこと。その結果として、ネットまたはテレビでバラエティ、トーク番組に出演することですね。

No title

いろいろと面白い。

>モーニング娘。以外のハローのグループが中々出来ない部分なので、

については、これをテーマにした記事をずっと書きたかったのを、この間の春ツアーの速攻DVDをきっかけに、そろそろ手を着けようかなと思ってました。モーニング娘。だけが、何か持ってるんですよね。最近ではスマイレージにもその可能性が見えてきているんですが。


>私は歌をやってほしいです。

これもまったく同感。でも私の好みからすると、アップフロントから離れないとまともな作品はできないと思うんで、現実的ではないかな、と。離れることができたとしても、いい環境と出会える保証もない。松浦亜弥、安倍なつみ、後藤真希、加護亜依、飯田圭織などの前例を見ていると、ソロ歌手は何をやってもダメという感じがしてしかたがない。


『It's You』はR&Bベースのポップ、ということでいいかと思いますが、フレンチ・ポップと呼ばれているタイプの音楽数種も、道重さゆみにはよく合うと思います。

『It's You』みたいな曲をやるアイドルが少ない(いない?)のは、需要がないと思われているのはそうだとしても、できる人がそもそも少ないからなのではないか。他になかなか思いつきませんし。彼女にこれができると見抜き、実際にやらせたのは凄いことです。

No title

>離れることができたとしても、いい環境と出会える保証もない。
私はどちらかというと、こっちの心配を先にしてしまいます。ハロプロの曲がどんなにまがいものっぽくても、1人1人のアイドルの一番の傑作をあげたら、結局ハロプロ時代の曲、ということになるんじゃないかなと、先に考えてしまうんですよね。特に道重さゆみは、新しい環境になじみ、自分を出していくのに時間がかかるタイプにみえるので、今から環境を変えることをもったいないと感じてしまいます。

あと、さゆ の体力でソロコンサートをしているところを想像できないので、ハロコンに出られる形で卒業してもらわないと、二度とライブをみられないんじゃないか、という心配があります。
外部で歌を出す、という意味ではアニメやゲームの業界とのコラボが、道重さゆみにとっての「可愛い」を活かせて、なにより需要もある分野なのかな、という気がします。(初音ミクをみるたびに、さゆ だ!!と思ってしまうのは、私だけでしょうか)

フレンチポップスって、かわいいし、色々なところでかけられているので、そこそこ需要あるように思えるのですが、そうでもないのかな。
難しさも、飯田香織が歌った無造作紳士は私もカラオケでよく歌うんだけど、本物っぽく歌おうとすると難しいんですが(飯田香織も酷かったけど)光井愛佳風(?)に歌うと、それなりに聞けるようになるんですよね。(本当はさゆっぽく歌って検証したいけど、あの歌い方は難しくて出来ません)原曲ファンには怒られそうなくらい雰囲気かわりますが、甘い声がシックな曲調のおかげで、聞きやすくなって、ちょうどいいというか。なので声に個性があって、背伸びしないで歌うメンバーなら、誰でも歌える(かもしれない)です。

アーティスト路線といいつつ、本当にはアーティストになれない、でも繰り返し聞くと癖になる、みたいなのをハロプロらしさだとしたら、フレンチポップスはハロー向きということにならないかな(自信ないなぁ)

ともかく私は、道重さゆみの さゆらしさ(本人が作品!)と、使い勝手の悪さが幸いして、ハロプロ史上最高の曲が生まれることを願うばかりです。


でもやっぱり、さゆ の最大の魅力は、ここまで妄想を膨らませずにはいられなくなる「もどかしさ」にあるんだろうな、と思うと、本当の意味で成功している道重さゆみ像が遠のいていくのをかんじます。

No title

いやぁ、熱いですね。こういうの、あまり突き詰めると胸が苦しくなってくるので、高望みせず、基本的には出てきたものをそのまま受け入れるか却下する、という姿勢でこのブログは書いてきてるんですが…

『It's You』のようなR&Bとか、フレンチ・ポップに需要がないと思われていると書いたのは、アイドルというジャンルの中で、という意味ででした。振りコピもヲタ芸もできないし、コールも入れられない。また、そのような歌のためのスキルや雰囲気を持っている人が、必ずしもアイドルとして人気が出ない。と、少なからずのアイドル・グループのプロデューサーが思っているのではないか、と。

アニメと(日本的)ゲームは、私にとってはテレビ以上に遠い分野なのでキツい。Dragon Nestは道重さゆみが関わったときに少しだけやってみました。あのコスプレも、初音ミクも、私はまったくピンと来ません。彼女が本格的にそっちの世界に行くのなら、少しは追いかけてみるかもしれませんが。


「もどかしさ」に関する思いには共感します。それはモーニング娘。さらにはハロプロ全体にも当てはまることで、意図的にやっている部分もあるのかな、とは思いますね。でも最近のモーニング娘。のシングル路線はけっこう正攻法っぽいので、どこまで行くのか見届けたい。

No title

読み応えがありました。
さゆの卒業がいつになるかはわかりませんが、
卒業後もラジオやエッセイ本出版など活動は続けて欲しいです。

No title

どんなことを書くのかあまり想像ができませんが、エッセイというのもありえるか。ハロプロ関連で読んだ本は久住小春のアレだけなんで、あまりいい印象はありません。

写真集というのもありえる。アイドルの典型的な写真集じゃなくて、保田圭ばりの写真家としての作品。ブログが始まってから、道重さゆみの、自分撮りを含む、女の子を撮る才能に心打たれた人は少なくないはず。
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