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Juice=Juice 『私が言う前に抱きしめなきゃね』の英語版歌詞 #3

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文化部だからって

ここの"Just because I'm in the culture club"を見て、Culture Clubのバンド名の意味についてこれまで考えたことがなかったことに気づいた。少し調べてみたが結局わからない。こんなページ http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_band_name_etymologiesを見ていたら、なんと"C"の項に"℃-ute"のエントリがあってびびった。

この歌詞の文脈で"the culture club"とあったら、これは「文化部」という名前のクラブ、つまり「文化についての研究・活動するクラブ」を指す。「文化部」という日本語の、「体育部」の反対概念としての「文化系クラブ」という指示内容とニュアンスからはたぶんズレが出てくる。

この歌詞のでは「文化部だから大人しい子という決めつけ」という文脈がちゃんとあるので、ここが"the culture club"であってもさほど問題は生じないだろう。意訳が許容されるならば、"book club"とでもすればグローバルに意味が通じやすくなる。世界のどこにも、「本の虫」"bookworm"はこの歌詞のとおり「大人しい」という固定観念があるだろうから。


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時代に蹴られるぞ

前にハロプロの歌詞における「世代」と「年代」の混同について書いたことがあった(http://michishigefan.blog130.fc2.com/blog-entry-94.html)が、ここでは翻訳者が「時代」と「世代」を混同している。

このケースで興味深いのは、英語バージョンの方が意味が取りやすいことだ。「時代に蹴られる」という日本語は、「時代遅れとみなされる」というていどのことをちょっとかっこつけて言ってみた、というものだろう。一方、"You'll get rejected by the generation"は、(文化部だから大人しい子と決めつけていたら、それは時代錯誤的な理解だから)「私たち若者世代からつまはじきにされるぞ」と言っている。こっちの方が変にかっこつけていない分気持ちいいし、意味内容としても具体的にわかりやすい。

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気づかない男子じゃきっと つとまらない

"Won't get to know me well with the boys who don't notice"という英語は文法的に理に叶っていない。"Boys who don't notice won't get to know me well"だったら、「気づかない男の子は、私とは親しくなれないでしょうね」というような意味になって、日本語となんとなく対応する。

「つとまる」という言葉を"get to know me well"にするべき積極的理由はあまりないが、いざそう訳されると「なるほど」と思ってしまったのも事実だ。自分に関しての"won't get to know me well"は、「そんな感受性の鈍い男の子とはおつきあいしないわ」ということを回りくどく言っているわけだけれども、その高飛車な意識が「つとまる」という日本語のニュアンスとなんとなく通じている感じがする。「あなたには私の相手はつとまらないわね」みたいな。

普通の直訳だったら、"Boys who don't notice couldn't handle me"とか"A boy who won't notice isn't a match for me"あたりになるだろうが、どちらも歌詞としてはつまらないな。

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