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モーニング娘。コンサートツアー2013春 ミチシゲ☆イレブンSOUL ~田中れいな卒業記念スペシャル~ #1

また更新間隔が開いてしまった。前回のハロコンの感想を、「明日も行くつもりなので今回はここまで」と書いて締めたのに続きを書いていない。実は翌日の感想も書きはしたのだが、批判的な内容ばかりになってアップロードしなかったのだった。すでにそれほどの思い入れをしていない対象に関して、リスクを負ってネガティブなことを書いても仕方ないような気がした。その後もアイドル全般に対する関心は低空飛行を続けており、かろうじて追いかけているのはモーニング娘。とアイドリングとスマイレージと、このブログでアイドル全般に対象を広げる前の状態に戻ってしまった。それでいいのかもしれない。

で、2013年春ツアーが始まったので、初日に八王子まで行ってきた。昼は都合で行けなかったので、夜公演のみ。昼には12期オーディションの発表があったらしいが、どういうことなのか私はまだよくわかっていない。

久しぶりのアイドル・コンサートということで、かなり楽しみにして足を運んだのだけれども、少しばかり不満が残ったかな。昨年の秋ツアーの出来が良すぎて、ハードルが上がっていたというのもあると思う。ああいうものを毎回見られるという非現実的な期待はしないでおこう。

今回の最大の問題は、最近のシングルのB面曲などを含む新曲が軒並み良くなかった、ということだと思う。この点は、メンバーたちがパフォーマンスに慣れ、私の耳が慣れていくに連れてまた変わっていくかもしれない。ただ一つ気になるのは、これまで誰かが卒業するコンサート・ツアーがいずれも相対的に見劣りしていた、ということだ。

2010年春
2010年秋 - 亀井・ジュンジュン・リンリン卒業
2011年春
2011年秋 - 高橋愛卒業
2012年春 - 新垣里沙・光井愛佳卒業
2012年秋

こうして振り返ると、2010年春、2011年春、2012年秋の3つはやはり良かったのだ。無理に順位を付けるならば、私の中では2010年春と2012年秋がベストで、2011年春がそれに続く。その後、2010年秋、2012年春、2011年秋の順番か。卒業ツアーの最終日のセレモニー付き特別セットリストが悪いと言っているのではなく、それ以前の通常の公演でもなぜか卒業ツアーは相対的に見劣りするという印象がある。どういう要因が効いているのかわからないが。で、田中れいな卒業ツアーもこのジンクスにまんまとハマってしまったようだ。


とか言いながら、久しぶりのモーニング娘。のコンサートは楽しかったし、道重さゆみの姿にはやはりズドンと来るものがある。神懸かり的な瞬間が今回は(ほとんど)なかったということだ。


● 前座でハロプロ研修生から選ばれた新ユニット「Juice=Juice(ジュースジュース)」がオリジナル曲を披露した。研修生としての活動を通してポテンシャルを見せてきた人たちがなんとも陳腐なアイドル・グループになっていて、「ほんとアップフロントって素材を殺すよな~」と思うか、「それぐらいデビューというのは大変なんだ」と思うかは人それぞれということか。引き合いに出して悪いけれども、この布陣なら初手からアップアップガールズ(仮)あたりは超えていて欲しいのに、現実はそうはならないということのようだ。デビュー曲を聴く限り、つんくプロデュースから離れている分だけアップアップガールズ(仮)の方がまだ未来が明るいような。

各自ばらばらのカジュアルな衣装は良かった。それを含めて、全身のスタイルを含めた全体的な容姿に、なんというかハロプロ的でない「都会的な感じ」があって、別の人の手に委ねればポテンシャルはありそうなだけにもったいない。いずれにせよ高木紗友希と宮本佳林のモーニング娘。入りはこれでなくなった。ということは田辺奈菜美が12期で入ってくるのか!?


● 田中れいなのバンド「LoVendoR(ラベンダー)」(Rが左右逆)がパフォーマンスを初披露。2曲やったのだが、前座扱いではなく、オープニング・ビデオが始まる前の導入部扱いのようだ。これについては…

うーむ。難しい。これがどういう経緯で決まり、どういう形でプロデュースされているのか私はよく知らないのだけれども、田中れいなのファンとしては楽しくやって行ってほしいと言うしかない。ただ、私はこのグループのパフォーマンスは見に行かないだろう。ロック・バンドでドラムスとベースがカラオケというのは何か根本的に間違っている気がする。というか、そういう形があってもいいが、それだとギター(このバンドではギター2人)に何か超絶的なカリスマがないと保たないのではなかろうか。

初めて見た他のメンバー3人は大人の女性っぽくて、その中に入った田中れいながこどもに見える。田中れいなの最大の弱点を際立たせてどうするのか、という感じだが、これを乗り越えるものが彼女にあるのかということが最大の焦点になりそうだ。

オリジナル曲は典型的に陳腐なJ-ROCKだった。そして2曲目にRCサクセションの『雨上がりの夜空に』のカバーをやったのだが、パフォーマンスの出来はともかくとして、田中れいなが「こんな夜に 発車できないなんて」とか「いつものようにキメて ブッ飛ばそうぜ」と歌っているのを見るとおそろしい違和感がある。

モーニング娘。を初めとする日本のアイドル・グループでは巧妙にこの点を無効にしている(から私はとても面白いと思っている)のだけれども、歌手が歌を歌うときの、その人が歌う歌が believable であるかどうかという点で見て、田中れいなによる「こんな夜に おまえに乗れないなんて」は信じられない度がそうとう高い。このグループの他の3人ならまだなんとかできそうな気もしたけれども(まあ今回はまだ出来てなかったけど)、田中れいなには永遠に無理というか、いままでのようなアイドル活動をしていたら無理だと思う。

その点をなんとかする覚悟が本人にはあるのだろうか。モーニング娘。を卒業したら芸能人をやめて地元に戻りたい、などと言っていたこともあるような彼女に。この点では道重さゆみの方がまだ適性があると感じる。それとも私は田中れいなにまんまと騙されて来ているのだろうか。なんかこれ書いててアツくなってきた。


● オープニング・ビデオでは道重さゆみが大活躍。"Being John Malkovich"を思い出させる趣向で、自分の中でメンバー・カラーという概念がどれほど根付いているかを改めて気づかされた。


● ビデオの後は、未発売の『君さえ居れば何も要らない』に続けて、『Help me!!』、『ワクテカ Take a chance』と最新シングル3連発なのだが…

『ワクテカ Take a chance』のリリースが、ちょうどこのブログの更新頻度が落ちた時期と重なっていて書き損ねていたのだが、この『ワクテカ Take a chance』ってモーニング娘。の歴史上、最高傑作なんじゃないかと思うぐらいよく出来ていて、これと比べるとその後の2曲も、またアンコール1曲目の『One・Two・Three』も見劣りするよななどと思っていたのだけれども、今回多数披露されたB面曲たちはそれ以上に悪かった。曲が散漫すぎてコレオグラファーも投げた、という感じ。今ツアーはこれらの曲の比重が高いのでダメージが大きい。


● メドレーの中で『Only you』をやったのだが、ステージ全体に散らばって個別に踊るという構成だったせいで、例のぐるぐる回る盆踊りがなくなり、いままで見たなかで一番見やすかった。『君さえ居れば何も要らない』、『Help me!!』、『One・Two・Three』あたりも、ここまで枯れれば見やすくなるのかも。いや、野心的なコレオグラフィーは肯定的に評価したいのだけれども。


● 9・10・11期による久しぶりの『ピョコピョコ ウルトラ』はテンポを早めていたかな? ひよこの衣装じゃないといまいち盛り上がらない、というか、あの衣装がコミカルなダンスに説得力を持たせていたわけで、普通の服でやると難度が上がるような。


と、とりあえず思いついたことを。明日も行くので今日はここまで。今度はちゃんと書いてアップロードしよう。
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