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モーニング娘。のコレオグラファー

私はモーニング娘。という趣味に関しては表面的な印象批評に徹したいという気持ちがあるので、こういう「裏方」の話はあまり掘り下げたくないし、実際に掘り下げていないので、以下は話半分に聞いてもらいたい。

2011年3月17日の『美女学』についてのエントリで、9期メンバーのダンス・レッスンを紹介するセグメントに出てきたコレオグラファーについて書いた。モーニング娘。のダンスがどのように振り付けられ、リハーサルがどのように行われているかは興味深いトピックだが、メンバーのラジオ番組などでのトークから断片的な情報が得られるていどで、細かいことはあまりわからない。だからこの手の映像は貴重である。ちなみに「昔」のモーニング娘。はともかく、私が興味を持っている「高橋体制」以降のダンスについては、私の知る範囲ではほんとに情報が少ない。

いま「高橋体制」と書いたが、モーニング娘。のライブDVDを遡って見ていくと、私がハマった2010年のコンサートにある特性は、2008年秋の『リゾナントLIVE』から始まったように感じられる。高橋愛がリーダーになって初めてのツアーは2007年秋の『ボン キュッ! ボン キュッ! BOMB』だから、私の好きな範囲を「高橋体制」と呼ぶのは正確ではない。1年間の誤差があるのだ。2008年春の『シングル大全集』は非常に過酷なツアーで、それを乗り越えたメンバーたちは一皮むけたと語られることがあるが、それだけでは説明できない変化が『リゾナントLIVE』にはあるように思える。

でまあ、実はそれは今回の『美女学』に出てきた木下菜津子というコレオグラファーなんじゃないか、と思っているわけだ。

ライブDVDの最後に流れるクレジットから、コレオグラフィー関連を書き留めておく。

2010年秋 『ライバル・サバイバル』
Tour Choreographer NATSUKO KINOSHITA
Assistant Choreographer MIKA USHIROKAWA

2010年春 『ピカッピカッ』
Tour Choreographer NATSUKO KINOSHITA
Assistant Choreographer ONECO, MIKA USHIROKAWA

2009年秋 『ナインスマイル』
Tour Choreographer NATSUKO KINOSHITA
Assistant Choreographer ONECO

2009年秋『よみうりランドEAST LIVE』
Tour Choreographer NATSUKO KINOSHITA

2009年春 『プラチナ9 DISCO』
Choreographer NATSUKO KINOSHITA, SHE
Assistant Choreographer ONECO

2008年秋 『リゾナントLIVE』
Choreographer NATSUKO KINOSHITA, YOSHIKO
Assistant Choreographer ONECO

2008年春 『シングル大全集』
Choreographer YOSHIKO, SHE, NATSUKO KINOSHITA
Assistant Choreographer YORI, MIYUKI, ONECO, COCO

2007年秋 『ボン キュッ! ボン キュッ! BOMB』
Tour Choreographer MAKI MITSUBACHI (JOY-NT), SHU-110 (JOY NT)
Assistant Tour Choreographer NAOKO TASHIRO (JOY-NT)

2007年春 『SEXY 8ビート』
クレジットなし(何度も確認したが、コレオグラフィー関連は載ってない)

2006年秋 『踊れモーニングカレー』
Tour Choreographer MAKI MITSUBACHI (JOY-NT), SHE, YOSHIKO, SHU-110

2006年春 『レインボーセブン』
Choreorrapher(sic) SHE
Staging Assistant MIYUKI, YU-U

2005年夏秋 『小春ちゃんいらっしゃい』
Original & Tour Choreographer MAYUMI NATSU (NATSU FUN KEY HEARTS)
Choreographer YOSHIKO, RYON RYON, SHE

2005年春 『第六感ヒット満開』
Tour Choreographer MAKI MITSUBACHI (GEKIDAN! Gee-ホイズ)
Choreographer RYON RYON, YOSHIKO, SHE, NAPIRO


ここで止めるのは、単純に私が2004年夏秋のDVDを持っていないため。今回の趣旨にはこれで十分だろう。なお2005年夏秋に夏まゆみの名前が"Original & Tour Choreographer"として載っているが、これ以外のすべてでも"Original Choreographer"としてクレジットされている。このリストでは冗長になるので省略した。


ついでに、ハロプロの他のグループの2010年のライブDVDでは、以下の名前がコレオグラファーとしてクレジットされている。

Berryz工房 SHE
℃-ute YOKO YAMASHIRO (HIGH-ENERGY)
スマイレージ YOSHIKO


これらの人々がどういう人なのかにはあまり関心がないのだが、木下菜津子については少し紹介しておこう。

これは青山ダンシング・スクエアの「ジャズ講師」としてのプロフィール
http://www.a-ogawaballet.co.jp/ballet/j-kinoshita.html

平山素子『Life Casting』のキャストとしてのプロフィールにここからアクセスできる(ブラウザ・ウィンドウが最大化されるので注意)。
http://motokohirayama.com/act/20091105/

YouTubeで見つけたのはこの短いシークエンスぐらい。
http://www.youtube.com/watch?v=sHqtweDF3vg#t=1m27s


ハロプロのグループのなかでモーニング娘。のコンサートだけが突出して私の好みに合うこと、『リゾナントLIVE』よりも前のコンサートにぴんと来ないことがこれによってきれいに説明できる。もちろんそれを支えるメンバーのスキルが上がったということを前提としてだが、コレオグラフィーが特異なのだ。これはまた、「高橋愛卒業発表に思うこと」というエントリで、優れたダンサーである高橋愛が卒業しても、土台を揺るがすような変化は起こらないと書いた理由でもある。


シングル曲のコレオグラフィーを誰が担当しているのかはほとんどわからない。今回の『まじですかスカ!』は例外的である。ただこうやってわかると、手の振り方なんかはきわめて℃-uteっぽいように見えるから、やはり振り付け師のクセは出ている。

[2011年5月に追記]
YOKO(山城陽子)のHigh-Energyの公式サイト(http://high-energy.jp/)の公式サイトを見ると、作品例にモーニング娘。の『女と男のララバイゲーム』、『青春コレクション』、『気まぐれプリンセス』、『泣いちゃうかも』、『ペッパー警部』が挙がっている。なるほど、最近のシングル曲のこういうのはこの人がずっとやってきているのか。
[/追記]

『青春コレクション』、『なんちゃって恋愛』などのバレエ要素が入ったモダンの系統のダンスはいずれも難しい動きを含んでおり、『ライバル・サバイバル』の時点でのモーニング娘。は、高橋愛を例外として、完璧にこなせているとは言い難い。ただし実際のパフォーマンスを見ているときには、これは「高度な課題を与えられている」という風に見えるので、そんなにネガティブな印象はない。私としては、そのようにネガティブな印象を与えないことが、この「アイドル」というジャンルの強みであり、またモーニング娘。の優れた点であると思っている。とは言っても、この点での評価を下し、調整を加える人がいないということもまた事実である、というのは『2010年ハロプロのお勧め動画: モーニング娘。』のエントリの最後のパラグラフにも書いたとおりだ。

今回の『美女学』のセグメントには、そんな風になる原因についてのヒントがあったように思う。これについてはまた別エントリで。
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