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2013年9月27日、東京女子流リリース・イベント @ 東武百貨店池袋店

2013年9月27日、東京女子流の9月25日発売の新曲『Get The Star / Last Forever』のリリース・イベントを見に、東武百貨店池袋店のスカイデッキ広場に行ってきた。

東京女子流を生で見るのは2012年5月の日比谷野外音楽堂以来なのでほぼ1年半ぶり。この間に武道館公演や年齢の公式発表などの出来事はあったが、出したシングルは今回のを含めて3枚のみなので、それほど多くを見逃したという感じがしない。

今回の2曲はどちらもLUNA SEAのJが作曲をしており、松井寛が編曲をしていないTGS通番外の曲で、これまでのファンク路線ともアイドル路線とも違うものになっている。「凡庸なJpop路線」とでも呼ぶべきか("Get The Star"の短縮版MV)。ダンスもそれに応じて、これまでのかっちりしたコレオグラフィーではなく、客席盛り上げ重視のロック的な(擬似)フリースタイル的なものになっている。それを含めてまったく上手く行っていなかった。

しかし、メンバーたちがやっているラジオ番組やウェブ番組で受ける印象からすると、本人たちはむしろこういう普通のJpopの方に親しみがあるのではないかと思う。びっくりするほど普通の音楽好き女子中高生という感じなのだ。考えてみればエイベックスのスクールからピックアップされた人たちなんだから、メインストリームど真ん中であって当然だ。ということに、ハロプロとアイドリングからこの世界に入った私は東京女子流のラジオ番組を聴いて初めて気づいた。

彼女たちの最終目標はメインストリームのJpopシンガーになることだろうから、今回のような曲はこなせるようになっていなくてはならない。そのための練習曲なのかもしれないな、というのが最大限に好意的な解釈。


小西彩乃の声が悪化していた。この人の喉はずっと調子が良くなかったけれども、今回見た彼女は前のように高音部だけでなく下の方の音域でもピッチがずれていて、自信を持って声を出せないでいるようだった。それに加えて三番手の中江友梨も声が何度も裏返り、安心して聴けるのは新井ひとみだけという状態。新曲ではそれほど粗が目立たないのだが、『ヒマワリと星屑』は聴けたものではなかった。


私は昨年7月に「次世代モーニング娘。のライバルたち」というタイトルの記事で、ステージ・パフォーマンスの面で注目に値する女性アイドル・グループとしてモーニング娘。、スマイレージ、東京女子流、PASSPO☆(ローマ字表記に変更された)、Dream、Dream5の6つを挙げていた。この中で、東京女子流とスマイレージとPASSPO☆とDreamはあまり順調に前進していないように見えるのだが、声(と歌)の不調がはっきりとわかる東京女子流は状況が最も深刻かもしれない。

皮肉なことに、ルックス面では当初の異様ささえ感じさせる幼さが消えて、いい感じに育ってきている。といってもまだ若いんだが。私の方のこのあたりの感覚がすっかり狂ってしまった。
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2013年10月17日、Little Glee Monsterライブ @ 表参道GROUND #1

2013年10月17日、先月のライブが良かったLittle Glee Monsterを見に再び表参道GROUNDに行ってきた。

このライブはUstreamで生中継され、いまはYouTubeに画質・音質がともにいい(しかしアスペクト比がおかしい)ライブ映像がアップロードされている(http://youtu.be/7Sm0WxluWcY)。

後に述べるような理由から、今回は必ずしも全面的にお勧めではない。関心がある人に勧められるものとしては、前回もやった"Highschool Musical"の"What time is it?"(http://youtu.be/7Sm0WxluWcY?t=33s)と初めてのオリジナル曲の"Harmony" (http://youtu.be/7Sm0WxluWcY?t=56m18s)。参考としてジャズ・アレンジメントの"My Favorite Things" (http://youtu.be/7Sm0WxluWcY?t=10m30s)。


残念なことにYUKA(坂本有香)が体調不良で欠席。ぎりぎりになっての告知だったので、実際に急な決定だったのだろう。たぶん歌パートやコレオグラフィーの変更があったはずで、この日覚えた違和感のいくぶんかはそのせいだったかもしれない。そう、この日はどこか上手く行っていないという感じがあったのだ。原因はパフォーマーにあるかもしれず、ライブの構成にあるかもしれず、またこちら側にあるかもしれない。


先月の「夏休み」をテーマにした1時間ほどの演目の枠組みを踏襲はするものの、テーマを「秋の連休」に変更して、大部分の曲を入れ替えてまったく違った内容になっていた。木下奈津子が今回も関わっているかどうかは不明。ただ大半のナンバーが、ソロまたは数人での歌唱であるか、グループ曲であってもせいぜい体を揺らすていどの動きがあるもので、前回興味をそそられた「日本のアイドル的なもの」はもちろん、ショウ・クワイア的な要素も薄かった。唯一それっぽかったのがハロウィーンを題材にしたナンバー(http://youtu.be/7Sm0WxluWcY?t=29m48sだったが、あまり面白みのある曲ではなく、コレオグラフィーは散漫だった(昨年リリースされた、日本で行われているハロウィーンのイベント用に作られた『HALLOWEEN PARTY』という曲のようだ)。

というように、コレオグラフィーを含めたショウ的な側面はかなり劣化していたのだが、歌の面でも、全体的にアレンジメントがコーラス的な要素をあまり活かせていなかったように感じた。歌唱そのものも、ソロを含めてぱっとしない。とはいえ、考えてみれば前回見た演目は再演で、一部の曲はそれ以前から何度もやってきたものだったが、今回は(私の知る範囲では)ほとんどのものが初演だったわけで、再演があるとしたら今後もっと良くなっていくのかもしれない。


良いニュースとして、初めてのオリジナル曲『Harmony』(sp?)が披露された。生バンド(http://youtu.be/7Sm0WxluWcY?t=33m48s)と録音済みトラック(http://youtu.be/7Sm0WxluWcY?t=56m17s)で2回歌った。

こここでの並びでは、左からKAREN (古賀かれん)、MAYU (吉田真悠)、SERINA (長谷川芹奈)、MAJU (荒井麻珠)、MANAKA (福本まなか)、ASAHI (小林あさひ)。すでに濃淡は出てきているものの、各人にそれなりに見せ場がある曲。なお、歌パートの不均等は、この日休んでいたYUKA(坂本有香)の分のせいもあるはずで、特にMAJUが中盤でやっているランは本来はYUKAのパートなんじゃないかと想像する。

さて、これはどうなのだろうか? アイドル以外のJpopの動向に疎い門外漢としての第一印象は、ライブの中盤に各人のスキルを見せるための小品としてはノリのいい曲で悪くないけれども(バンドの各メンバーが順番にソロをやる、みたいな)、シングルとして出すような曲じゃないな、というもの。じっくりと聴く曲としては、落ち着きがない割りには単調なメロディや次から次へと繰り出されるランが鬱陶しくなってきそうだ。

テキストを分ける。

2013年10月17日、Little Glee Monsterライブ @ 表参道GROUND #2

「2013年10月17日、Little Glee Monsterライブ @ 表参道GROUND #1」の続き。

とまあ、いくぶん冷静に見られるようになったということなのかもしれないが、初めて見たときの驚きや満足感はなかった。しかしこのグループはいろいろと考えるきっかけを与えてくれ、これまで知らなかった世界をかいまみせてくれたりして興味深い。

特に、これまで見てきた日本的アイドルからのずれが面白く、自分がアイドルにどんなものを望んできて、どんな側面を楽しんできたのかを改めて気づかされた点がいくつかあった。これについてはいつか稿を改めて書いてみたい。


● 公演中にも言及があったが、前回のライブ以降、SERINA (長谷川芹奈)が9月28日の『関ジャニの仕分∞~全国歌うまキッズ 最強NO.1決定戦!~』、MANAKA (福本まなか)が9月29日の『ものまねグランプリ』に出演している。私は番組を見ていないのでどんな感じだったのか知らないのだが、YouTubeにいくつか断片的な動画があった。たとえば長谷川芹奈はhttp://youtu.be/Rz7HQCAQTgo?t=1m49s、福本まなかはhttp://www.youtube.com/watch?v=JvLLwPSOdyw)。どちらも優勝したとのこと。

この2人だけでなく他のメンバーたちもだいたいこの手の「お子様カラオケ・コンテスト」みたいなものの「出身」であるようだ。

本気で歌手のキャリアを目指すならカラオケ・コンテストも物まねも害にしかならなさそうだが、この手の番組に継続的に出演することで本人だけでなくグループの宣伝になるのだから難しい話ではある。


● メンバーたちがものすごく若く感じられた。新生モーニング娘。を筆頭に、中学生中心のグループをたくさん見ておいて何をいまさらという感じだが、そういう人たちはアイドル的なもので武装することで、このむき出しの若さを隠しているんだなということを改めて気づかされた。

それで改めてわかったのは、私が等身大の中学生を見たいとは思っていないこと。今回のライブの、特にソロで歌われた数曲は、あまりにも等身大の中学生の発表会っぽくてキツかった。


● 前回の公演で不慣れな様子を見せていた福本まなかが完全に馴染んで、ステージ上で堂々と振る舞っていた。そうなってみると、たしかにこの人にはスター性を感じさせられる。

この人はメンバー7人の中に置くと、歌の技術的な面では特に上手い部類に入るわけではない。ほぼ地声の範囲内で歌っているし、前回と同じく自己紹介ソロのときにグルーヴの欠如が目立つ。しかし、その年齢と容姿には不釣り合いの深みのある声がやっぱり凄くて、この人のソロ・パートはすぐにわかる。歌手にとってほんとうに重要なのは声の質なのだ、と思わせるパワーがある。

たぶんヴォーカル・グループでこういうのはあまりよくない。ということを含めて、ソロ・シンガー指向っぽい人たちばかりのこのグループの今後の方向性はスリリングではある。けれども本人たちはもちろん個々のメンバーのファンにとってはキツいんじゃなかろうか。


● バンドは今回もよかった。ドラムスは同じ人で加藤聡という人(http://tribalance.exblog.jp/)。名前とURLだけ記録しておく。

2013年10月23日、Little Glee Monster @ 東京国際ミュージックマーケット

2013年10月23日、主にLittle Glee Monster目当てで、第10回東京国際ミュージックマーケット(TIMM)のショーケースライブを見にZEPP DIVER CITY TOKYOに行ってきた(http://www.timmkt.jp/event/live.php)。計17組の売り出し中ミュージシャンが入れ替わり立ち替わり2~3曲づつやるあいだ、観客はライブ会場で約5時間立ちっぱなしという過酷なイベントだった。出演アーティストは次のとおり(出演順):

鈴華ゆう子with和楽器バンド、Mayu Wakisaka、Little Glee Monster、いとうかなこ、さんみゅ~、アリス十番/スチームガールズ@仮面女子、松下唯、でんぱ組.inc

シシド・カフカ、Buffalo Daughter、moumoon、THE MAN、CREAM、UNISON SQUARE GARDEN、So'Fly、OKAMOTO'S、川畑要

大まかに言って前半が「男性ファン向け女性アイドル枠」、休憩を挟んでの後半が「女性ファン向け男性アイドル枠」で、女性アイドル目当てで来ていた男性客たちのほとんどは途中で帰ったらしく、最後の方ではいつの間にか女性客だらけになっていた。私のすぐ右にいたスーツ姿の男性はアリス十番の出番でいきなりどこからかカラー・スティックを取り出して絶叫しはじめ(そして出番が終わるといなくなり)、左にいてずっと大人しかった女子学生の集団は最後の最後に川畑要に向けて嬌声を上げた。そんな奇妙な空間だった。


日本の音楽シーンに疎い私にとっては名前も聞いたことがないアーティストが多かったが、女性アイドル枠でトリを務めたのがでんぱ組.incだということから、このイベントの全体的な位置づけはなんとなく掴める。海外のバイヤー向けのショーケースということから偏りが出るのはわかるけれども、途中で何度も「日本はこれで大丈夫なのか!?」と思ったことは否定できない。この記事ではLittle Glee Monsterに絞り、他の出演者たちについては別稿で触れようと思う。


Little Glee Monsterは先週の表参道でのライブと同じくYUKAがいない6人でのパフォーマンス。ということは何か深刻な問題が発生しているのだろうか。『Highschool Musical』、『HALLOWEEN PARTY』、『Harmony』の3曲を歌った。

このイベントに出演した人たちの中では数少ない「正統派」(私見)で、歌手としての生のタレントという点では優れている部類に入っていたと思うけれども、いかんせんパッケージングが未完成だった。はっきりとキワモノ路線を行くと心に決めた感のあるアーティストたちの中に放り込まれると、素人っぽさが際立つ。ただこれはまだ後戻りして軌道修正する余地がある、ということでもある。以下、気になったことを箇条書きで。

● 『Highschool Musical』

『Highschool Musical』はさすがにテストされ確立された曲だけあって楽曲の面では問題ないし、いまのコレオグラフィーは良く出来ている。私が見た中では、現時点でこのグループの一番いいナンバーだ。最大の問題は英語の発音。今後、英語の歌を日本人以外の客に向けて歌う予定があるなら、歌詞だけは完璧にしておかなくてはいけない。そこらへんの英会話教師を引っ張って来るのではなく、ディクションの専門家を呼ぶぐらいの意義はある課題だと思う。

今回のイベントの出演者の中では、Mayu Wakisaka、moumoon、CREAM(クラプトンのバンドじゃなくて日本のこれ: http://wonderland.creamofficial.com/)がちゃんとした英語で歌っていた(それ以外にいいところがあまりなかったが)。


● 『HALLOWEEN PARTY』

コレオグラフィーの面では、『Highschool Musical』はブロードウェイ的なナンバーを日本のアイドル・グループ風にアレンジした、という点でユニークな価値があった。他方、『HALLOWEEN PARTY』は凡曲に無理矢理ミュージカル・シアター的な、洗練されていないコレオグラフィーを付けたという印象がある。

しかしこれはそもそもヴォーカル・グループ向けの曲ではないし、メンバーたちの声域にもまったく合っていない。後述の『Harmony』もあわせて、選曲のプロセスに何か根本的な問題があるのではないかと勘繰ってしまう。

なおシアトリカルな演出という面で今回印象が良かったのは「でんぱ組.inc」だった。いままで気にしていなかったグループなので、新鮮な驚きがあった。


● 『Harmony』

初めてのオリジナル曲なのに、グループとしてのアイデンティティを押し出すものではなく、前にも書いたようにライブの途中でやるつなぎの曲のようなもの。今回のようにその文脈がない環境で聴くと、各メンバーのスキルのショウケースになりえるような勢いがある曲ではない。ハーモニー指向のアレンジメントがあるわけでもないので、中途半端だ。

そんな中でやはり福本まなかの声は際だっていた。今回の出演者たちの中で他に歌手として印象が良かったのはUNISON SQUARE GARDEN。女性向けアイドル・バンドみたいなポジションなのか、このバンド目当ての客もけっこういたようだった。


● グループとしての方向性について

これを書いていて気づいたのだが、今回の3曲はグループとして考えられる方向性のショーケースのつもりだったのかもしれない。『Highschool Musical』が日本のアイドル寄りのダンス&ヴォーカル・グループ、『HALLOWEEN PARTY』がミュージカル・シアター、『Harmony』がR&B的ヴォーカル・グループ。

この中で『Highschool Musical』だけがいいわけだけれども、こうなっているのはメンバーたちよりはスタッフ側の問題だろう。後者2つも曲をちゃんと選んでディレクションに力を入れればよくなるかもしれない。ミュージカル・シアター的なプロダクションについては、たとえば9月の公演でやった『夏祭り』(http://youtu.be/SohjdQSlxSA?t=26m52s)に手を加えてやるのもいいんじゃないか、などと思っていたら、この後に出てきた「さんみゅ~」がまさにこの曲をやった。『夏祭り』のカバーをシングルとしてリリースしていたのだった。ちなみにこのグループもなかなか良かった。


いずれにせよ、これからLittle Glee Monsterをどのように売り出していくのかがそろそろ本格的に気になってくる。

私の個人的な願望としては、本気で世界に打って出るのならアイドル路線がいい。他の路線では太刀打ちできないと思うからだ(西洋の英語圏の場合。アジアはよくわからない)。スキルの面もそうだが、単純に年齢が低すぎる。

もちろん問題は、このグループが「日本で」アイドル路線でうまく行きそうな感じがしないことなわけである。国内ではアイドルとしては通用しないが、外国では「日本製アイドル」として売った場合になんとか行けそうな気がする。他方、外国ではヴォーカル・グループとしては通用しそうにないが、国内では(特に年齢が低いうちは)差別化がはかれて行けるかもしれない。そんな鵺というかコウモリみたいな性質が、私が最初に見たときに感じた魅力の1つではあったわけだが、そろそろシングル・デビューも近づいているわけで。
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