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『ピョコピョコ ウルトラ』のプロモーション活動について思ったこと

2012年1月25日の『ピョコピョコ ウルトラ』リリースに合わせて、モーニング娘。のメンバーたちが10期メンバーの紹介を兼ねて各種メディアに登場している。いまのところライブ・パフォーマンスを披露したのは1月29日の『MUSIC JAPAN』だけだが、ラジオ番組への出演はとても多い。これらを見聞きして思ったことを書き留めておく。


● 10期メンバーの飯窪春菜、石田亜佑美、工藤遙が明晰に喋るのが気持ちいい。モーニング娘。の採用担当者はこのタイプの人をわざと避けているのかも、と思っていただけに嬉しい驚きだ。アイドルとして人気が出るかどうかは別として、プロモーション目的でメディアに出るときには明らかに有利だと思う。


● 新垣里沙はリーダー兼スポークスパーソンの役目をちゃんとこなしている。この人は吉川友ほどではないが、心のこもっていないトークをすることがしばしばあり、新垣里沙のラジオ番組に吉川友がゲストとして登場した回(1月10日と1月17日の『Risa's NightHouse』)は空虚な会話が進行していくさまが怖くなったほどだが、外の世界に向かってオフィシャルなメッセージを発信する仕事には適役だ。


● ラジオ番組のホストが『ピョコピョコ ウルトラ』というタイトルをどんなイントネーションで読めばいいのかわからないでいるケースが複数あった。私はこの文字列を初めて見たときに、「正しい」発音、つまりモーニング娘。のメンバーがしている発音がすぐにわかったのだけれども、これは彼女たちのトークに慣れているからなのだろう。それでも私はいまだに「スマイレージ」と「℃-ute」を下降調で発音するし「Perfume」は'u'にアクセントを置く。「モーニング娘。」と「Berryz工房」は自然な発音なのがありがたい。


● メンバーたちの「このタイトルからわかるようにヒヨコのかっこうをしていて」みたいな発言を聞いて、私の場合、「ピョコピョコ」という言葉から即座に出てくるのはヒヨコではなくカエルだな、と思った。で、用例を調べてみようとGoogleで「ピョコピョコ」で検索してみたら、ヒットするのは「ピョコピョコウルトラ」ばかり。日本語の語彙空間の汚染を目撃した。


● 英語の世界ではニワトリ(chicken)もヒヨコ(chick)も言葉としては少々ネガティブな色が付いている。この曲のMVのイメージを何の説明もなく提示されたときに受ける印象は、日本人とそれ以外では若干違いがあるかもしれない。


● 「ヒヨコがいつか成長して飛び立っていけるように」という方向での比喩を使っているけれども、普通、ニワトリの成鳥は(そんなに)飛ばないし、食べられるか卵を採取されるかのどちらかになる。


● そんな問題はあっても、メンバーたちにとっては、このタイトルとヒヨコの衣装を10期メンバーの加入とモーニング娘。の低年齢化と絡めることで、コンセプトや内容を説明しやすい曲になっているようだ。この点では直近のモベキマス『ブスにならない哲学』がひどくかった。奇妙さを狙っているタイトルであるのに、多くのメンバーがその受け狙いに納得していないかのような雑な説明でお茶を濁していた。


● タイトルの「ウルトラ」の方については、的確な説明どころか言及がまったくと言っていいほどない。英語の中で"ultra"が単独で使われたときに最初に連想するのは「政治的な過激派」だ(「ウルトラ右派」みたいな)。"Pyoko Pyoko Ultra"という文字列はなにか好戦的な印象を与えるかもしれない。ちなみに英語では「アルトラ」だがラテン語やドイツ語では「ウルトラ」でいい。
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2012年1月25日、テレビ・ドラマ『数学女子学園』

2012年1月25日、『数学女子学園』のエピソード3。このドラマのための『数学女子学園』というカテゴリを新設した。

今回のエピソードの見どころは、須藤茉麻、鈴木香音、譜久村聖、生田衣梨奈の4人を大食いという設定で起用したことだ。生田衣梨奈は予定されていた誰か別の人の代役なのだろうか。

120125 数学女子学園-1


劇中でこの設定がうまく使われているわけでもなく、単に本人たちの体型をもとに行われた配役という点がオチになっているだけなのが哀しかった。

その4人と田中れいなの衝突を目の当たりにしておののく3人。

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学食までの競走で勝負することになったのを見て、「食いしんガールをなめちゃだめよ」。

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「L O V E ラブリー ニーナ」と言いながら踊る。

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「どんだけ食べるんだよ。だから太ってるんだよ」

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前回がすでにそうだったが、道重さゆみは劇中で脇役に退き、内容説明をする台詞("exposition"というやつ)が多くなっている。

道重さゆみはラジオ番組で、セリフ回しが難しかったと言っていたけれども、ハロプロの歌を歌えば歌うほど歌がダメになっていくのと似て、こういうドラマのこういうセリフを言えば言うほど演技がダメになっていくから、あまり入れ込まない方がいい。コントだと思ってやる、という本人の選択は大正解だったと思う。

2012年2月1日、テレビ・ドラマ『数学女子学園』

2012年2月1日、『数学女子学園』のエピソード4が放映された。

今回のゲスト出演者は、シーンを背負うことができる存在感を持つ吉川友。さすがソロとしてデビューさせられただけある、と思うのはこんなときだ。

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このドラマの「数学による対決」の要素は、もともと初回のパンチラのエピソードもよくできてはいなかったが、エピソード2と3では完全に放棄されていた。このエピソード4では囚人のジレンマを取り上げて、なんとか盛り返すかと思ったのだが……

囚人のジレンマ・ゲームは、利得テーブルの値がこのような大小関係になっていれば成り立つ(平均値を出す意味はない)。

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しかしこれをドラマのシナリオに落とし込むところで、今回の設定は根本的におかしい。

もともとの古典的な囚人のジレンマのシナリオでは、2人の被疑者は1つの犯罪行為を一緒に行った(とされている)共犯者であり、「裏切り」とは自分の罪も一緒に認める「自白」である。検察側はその自白がなくても2人とも有罪に持って行けるだけの自信があるから、双方が協調戦略をとって沈黙を貫いた場合でも中程度の(この画像では-3の)ペナルティがある。しかし、自白によって手間を省いてくれるのであれば、司法取引であなたの罪は少し軽くしてあげるよ、というわけだ。

一方、今回の『数学女子学園』のシナリオでは、2人の被疑者は自分が真犯人ではないことを知っている。そして相手が犯人であるかもという疑いは持っているものの、確信がない。そんな状況下での、相手が犯人であるという「告発」が裏切り戦略となる。


しかし、この設定だと、双方が裏切った場合には2人の証言が食い違うことになる。これだと、確たる証拠が得られていないのは双方が黙秘している場合と同じではないか。このとき、どういうロジックから双方が15日の停学になるのだろうか。

ちなみにこちらでは「告発」ではなく「白状」となっているのが興味深い。

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結局のところ司法取引とは、司法のコストが重視されている世界で、裁量の範囲が大きい検察が裁判の不確定要素を避けるように動く、ということだ。しかし、吉川友が検察官と裁判官を兼務しているらしきこの世界では、司法のコストも、検察から見た裁判の怖さも効いてこないから、この利得のテーブルの根拠がない。そして吉川友の行動とその動機もよくわからないものになっている。

そもそも吉川友も田中れいなも、この囚人のジレンマの条件を、真実を発見するための手段と考えているふしがあるのだが、これはそういうものではない。利得のテーブルの形だけによって、合理的なプレイヤーたちの取る行動が決まるという話である。

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結局、2人は裏切りではなく協調することを選んだ。これは囚人のジレンマのシナリオに沿って解釈すれば、「2人とも自分と相手が共犯者であると認めて3日間の停学を受け入れることを選んだ」ことになる。だからその後の田中れいなのスピーチはかなり的外れだ。

そうでなくて、2人とも自分もやってないし相手もやっていないと答えた、と考えるならば、2人は提示された裏切りと協調のどちらでもない第3の選択肢を勝手に選んだということであり、吉川友は怒っていい。

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いずれにしても、囚人のジレンマのシナリオへの組み込みは大失敗である。繰り返し型の囚人のジレンマ・ゲームでは協調行動を取ることもあるしっぺ返し戦略が進化的に安定することがあり、「友情」という感情はそういう戦略をとらせるための仕組みとして人間の心の中に進化してきた、みたいな流れで「友情」を強調する結末を導き出すことも不可能ではなかったはずなのだが、そういうシナリオを書けなかったのか、そもそもそういう考え方を知らなかったのか、「相手がほんとうにやったかどうかわからない状況下で、友人である相手を告発することはできない」というセマンティクスを埋め込んでしまった。これは、進化論の中での囚人のジレンマ・ゲームの扱い方からすると、本末転倒という気がする。

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離れ校舎。この前の歩いているカットがおそろしく不自然。

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指弾されて憂い顔。

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回想シーン。どういう状況なのかよくわからない。

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隔離された囚人。後ろに見える「24K ALK 7」は旭ファイバーグラスの断熱・吸音資材(http://www.setubi-shizai.com/?pid=11807133)。

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このドラマを見ていて気づいたのだが、このような上目遣いの表情がいまいち私の好みに合わないことが多い。今回のドラマの男優は背が高すぎた。

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2012年2月8日、テレビ・ドラマ『数学女子学園』

2012年2月8日、『数学女子学園』のエピソード5が放映された。

対決相手の鈴木愛理を物陰から見つめる。

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鈴木愛理の危険性を警告する。前回も触れたが、上を見上げる表情があまりよろしくない。相手役の背が高すぎる、また身長差を考慮した演出をしていないのも問題なのだが、もうちょっと顎を上げてもいいのかもしれない。

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今回の数学要素は「席順を決めるクジを引く」というもの。「ニーナさまの隣がいいな~」。

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今回もやはり意味不明な対決で勝利を収めた田中れいなを称えて微笑む。

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『数学女子学園』エピソード#1のパンチラ対決について

ドラマ『数学女子学園』のエピソード1のパンチラ対決がどうも頭のどこかに引っかかっていたのだが、今回その原因を思い出して確認したので、記録としてここに書いておく。

あのエピソードでは、この階段のところで、下に立っている主演男優の桜田通が、上に立っている道重さゆみのスカートの中を覗き込んだと告発された。

120111-パンチラ1


しかし、角度からしてスカートの中の下着を見ることはできなかったはずだ、というのが田中れいなの反論だった。

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これを受けて道重さゆみは、桜田通がしゃがんで覗き込んだと言う。それに応えて田中れいなは、二階にいた目撃者は、桜田通がしゃがんでいたら視野が壁に遮られて見えなかったはずだ、と反論する。

120111-パンチラ3


2つ目の画像ですでに2階からの視線と壁の図が描かれているのは、議論の流れからしておかしいのだけれども(まだそんなこと話題にのぼってないんだから)、そういうことを言い始めたら「桜田通が一度もしゃがまなかった」ことを立証しなくては反論になっていないんだし、そもそも1つ目の画像にある階段がこの図のような形をしていないし、2階の目撃者と壁の位置関係も怪しいので、全体的にお話が成立していない。


それはともかく、この対決に2階の目撃者という要素を持ち込む必然性が薄いように感じられたこともあって、どうも気になっていたのだが、これと似た設定を別のところで見たことを思い出した。2010年秋から放映され、残念ながら1シーズンで打ち切られた"Law & Order: Los Angeles"というドラマの"Westwood"というエピソードである(http://www.imdb.com/title/tt1925050/)。


このエピソードでは、ある家の前の庭で、その家の主である男が射殺される。被疑者は、最初は相手を殺そうと思ってその家にやってきたのだが、その気をなくして帰ろうとした。しかし被害者に背後からシャベルで殴りかかられ、膝をついた姿勢で振り返って銃を撃った。だが、膝をついた状態で撃ったのだとしたら、被害者の胸の銃創の角度が合わない、というのが裁判の1つの争点となった。

もう1つの争点は、家の2階にいた被害者の息子が、庭で起こっていたこと、すなわち被害者がシャベルを振り回しているのを目撃した、と証言したことだった。実際には、目撃者が見たという、シャベルが当たって傷が残った木は、2階の窓からは視野が遮られて見ることができなかった。

このように2つの直線の角度が疑われるという仕掛けが『数学女子学園』のそれに似ているのだ。地上では、視線/弾道が、スカートの中/胸の銃創の角度と合わない。そして2階からの視線では、壁/屋根に遮られて、目撃者が見たとしている木/被疑者を見ることができない。

私は『数学女子学園』の脚本家が"Law & Order: LA"のこのエピソードを見てトリックを借用したと主張するつもりはない。ただ、"Law & Order: LA"の方で、2階からの目撃者の視線というもう1つの直線がストーリーの中にうまく組み込まれていたのと比較すると、『数学女子学園』の2階からの目撃者の不自然さが際立つのである。


エピソード4の囚人のジレンマもそうだったが、肝心の「数学による対決」の要素が論理的にちゃんと作り込まれていないのは、「数学」を題材にしているドラマであるだけに余計に腹立たしい。このドラマは他のすべてがダメでも、この部分での脚本だけはなんとかなっていてもよかったはず、と思う。

2012年2月10日『ハッピーMusic』で新曲『ピョコピョコ ウルトラ』を披露

[追記]
Yahoo!知恵袋で、この記事の一部を文脈を無視して引用し、モーニング娘。が口パクを行っている、という主張を繰り返している人がいる。それらの「アンサー」にあるリンクを踏んでこのブログにやってきた人のための解説を新たに書いたので、関心のある方はどうぞ:

口パク再論: Yahoo知恵袋の口パクに関する記事から来た人へ

口パクの一般論もそれなりに面白いトピックだ。そちらの方に関心がある方は、これをどうぞ:

リップ・シンキング/口パクについて

[/追記]

2012年2月10日の『ハッピーMusic』で、モーニング娘。が新曲『ピョコピョコ ウルトラ』を披露した。テレビ番組でのパフォーマンスは1月29日の『MUSIC JAPAN』に続いて2回目。すでに発売週は過ぎており、たぶんテレビ番組での披露はこれで最後。

ちなみにいま、番組の公式サイト(http://www.ntv.co.jp/happy-music/のメイン・ページでは、曲名を堂々と「ウルトラ ピョコピョコ」と表記している(しかも2箇所で)。まあ無理もないことだ。

収録が行われたのは1月26日(田中れいなのブログ: http://ameblo.jp/tanakareina-blog/entry-11147018710.html)。『MUSIC JAPAN』よりも後だった。

Buono!も出演して新曲『初恋サイダー』を披露。つまりドラマ『数学女子学園』のオープニング曲とエンディング曲をやったわけだ。モーニング娘。のセグメント内で番組宣伝も行った。


● 全体的な印象は『MUSIC JAPAN』のときと同じ。振り付けがテレビ番組向きでない。ただし、時間が長いせいもあったか、『MUSIC JAPAN』のときよりも全体的な動きが見やすいカットが多かった/長かった気がする。


● どちらも短縮版だったが、『MUSIC JAPAN』が1分50秒だったのに対し、今回は2分30秒ほどあり、しかも前奏をかなり切って早めにヴォーカル部分に入っているため、サビの前後をもっと長く聴かせる/見せる構成になっている。そもそもこの『ピョコピョコ ウルトラ』はサビに入るまでの時間が長いだけでなく、歌詞がメロディーにちゃんと乗っていないために間延びした印象を与える。ステージでのパフォーマンスを見たときにはその欠点がほとんど気にならなかったのだけれども、ラジオやテレビではやっぱり不利だ。この『ハッピーMusic』では『MUSIC JAPAN』の結果を受けて微調整を加えてきたのか、この点がほんの少しだけ改善されている、かもしれない。


● 光井愛佳のパートであるAuto-tuneされた「言うだけ番長」を、たぶん音の差し替えを行わないまま、道重さゆみが口パクで代行している。ここの部分は、私も最初は誰が歌っているのかわからなかったぐらいに、道重さゆみが歌っていても違和感がないパートではある。10期が完全口パクなのは変わらず。


● 今回は珍しく田中れいなの歌が不安定で、ピッチが定まらない感じだった。


● 鞘師里保の歌がますますまずい方向に行っている。昨年の秋ツアーで不安に思ったハロプロ的歌唱法が、今回の『ピョコピョコ ウルトラ』で完全に固まってしまったという感がある。このままこの人の歌パートが多くなっていくとつらいことになるかもしれない。



トークの部分では、年長組3人に加えて鞘師里保、生田衣梨奈、飯窪春菜、工藤遙が出演。そしてただ一人、飯窪春菜のマンガの趣味が1分近く取り上げられた。私はマンガはわからないのだけれども、熱心に語る飯窪春菜の姿には好感を持った。トークのスキルも、ハロプロ基準ではかなり高い部類に入る。

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Auto-tune口パクの「三日坊主」。

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光井パートの「言うだけ番長」。

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普通この角度から見ることがないので、石田亜佑美が逆上がりに挑戦している間も表情を作っていることに初めて気づいた。めげずに楽しくやっていってほしい、と切に願う。

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「女の子」のみ。

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このクレーン・カメラでのカットが長くて良かった。いったん近づいてから、「Yeah Yeah Yeah Yeah」のところでまた遠ざかる。佐藤優樹が足を交差させるところをまともに踊れてない。

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「笑わないで」。『MUSIC JAPAN』ではここで唐突に終わった。

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「ほれちゃっても」

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2012年2月15日、テレビ・ドラマ『数学女子学園』

2012年2月15日、『数学女子学園』のエピソード6が放映された。

今回のゲスト出演者は嗣永桃子。普段やっているキャラクターを持ち込んだだけだが、さすがによく作り上げられている。

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この嗣永桃子と道重さゆみの衝突を中心に描くストーリーだったため、最初から最後まで通して見た。これに頑張って付き合ってくれている桜田通の名前はハロプロ・ファンの記憶に長く残るだろうと思う。


登校中にナンパされた話を嬉しそうに語る。

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独り言でケチを付けている桜田通を吊し上げる。

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肩を揉んでもらって気持ちよくなっている演技が下手すぎる。

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転校してきた嗣永桃子にご立腹。今回はこういう邪悪な表情が多くてよかった。

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嗣永桃子と仲良くなろうと近づいたが、「どうでもいい」と切り捨てられる。桜田通が後ろの方でいちいち小さい芝居をしているのが同情を誘う。

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道重さゆみが黒板にこういうものを書いたということだけでも笑える。導関数の計算が雑だ。

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意味不明なファッション・ショー1着目。嗣永桃子が嫉妬するのはストーリー上の整合性がない。

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ファッション・ショー2着目。

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ファッション・ショー3着目。こういうドレスは映える。

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小学生のときの転校生に負けた苦い思い出を語る。

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障碍物競走で勝負することになる。超安っぽいヴァンゲリスもどきの音楽が流れている。

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三輪車で転んで引き離される。「体重が小さいと小回りが効いて有利」という理屈だけれども、脚が長いとペダルを漕ぎにくいという要因の方が大きいんでは。だいたい、回るところで転んだわけじゃないし。

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パン食い競争で、身長の差が効いて追いつく。

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張った胸の大きさの差で勝利。

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嗣永桃子が小学校のときの転校生だったことが判明。

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嗣永桃子がエピソード4の吉川友に続いて、シーンを支える存在感と安定感を見せていた。こういうのを見ると、「バラエティ番組での対応力」とかの以前の問題として、「テレビ番組に出して大丈夫な人」なんだなと思う。

スマイレージの和田彩花、福田花音、田村芽実の3人は、いつも演技をしなくて済む出演の仕方なので傷が浅くて相対的に得をしている。と思っていたのだが、福田花音と田村芽実は舞台での芝居の経験も多いはず。傷が浅いのは、実はそれなりの裏付けがあってのことなのか。

2012年2月18日、北原沙弥香 & T-Pistonz+KMC イベント @ 池袋サンシャインシティ

2012年2月18日はモーニング娘。の春ツアーの初日だったが、私は用事があって行けなかった。その代わりと言っては何だが、昼間に池袋のサンシャインシティ噴水広場で行われた、北原沙弥香とT-Pistonz+KMCが出演するイベント「爆熱イナズマイレブンGO!in サンシャインシティ」というのを見に行ってきた。2回まわしのうちの、12:00から始まる1回目。

どちらの曲もハロプロ関連のラジオ番組を聴いていると自然と耳にすることになるし、CD売り上げデータのリストに入れるぐらいには気にしている。一度は生で見てみたいと思っていたので、ちょうどいい機会だった。

「爆熱イナズマイレブンGO!in サンシャインシティ」というタイトルからわかるように、両者が関わっているアニメのイベントであり、登場人物2人の着ぐるみとの撮影会があるということもあってか、客層には子供が多く、歓声もこの2人のキャラクターに対するものが一番大きい。私はこのアニメにはまったく関心がないし、一般論として、北原沙弥香やT-Pistonz+KMCといったポジションにいる歌手がアニメ・ソングを歌うということにどんな意味があるのか、よくわかっていない。


北原沙弥香は2月8日にリリースされた3枚目のシングル『HAJIKE-YO!!』(http://www.youtube.com/watch?v=h7LtLEgcHYc)を含む3曲を歌った。これはいままでのシングル曲の中では一番聴きやすい楽しい曲だと思う。

ライブは、たとえばこんな感じ: http://www.youtube.com/watch?v=plxhAm2PKoc。真野恵里菜や吉川友と比べるとソロ歌手としての未熟さが目立つし、曲に恵まれているという感じでもない。ハロプロ経由で知ったのでなければまったく気にかけなかったろう。ただ、もし私が小学校低学年のこどもだったら、この北原沙弥香に憧れの気持ちを抱いていたかもしれないなと、近くで熱心に応援していた小さな男の子を見ていて思った。


T-Pistonz+KMCは、2月15日にリリースされた両A面シングル『おはよう!シャイニング・デイ/打ち砕ーくっ!』(http://www.youtube.com/watch?v=jP2jV-dm2gQhttp://www.youtube.com/watch?v=8_J-1xQWZlA)を含む4曲を歌った。いま残っているメンバー4人が登場し、最後の『おはよう!シャイニング・デイ』でミュージック・ビデオにも出てくる子供のダンサー4人が合流した。

このグループのパフォーマンスの振り付けは、自らダンサーとして参加しているラッキィ池田がやっている。その例によってgoofyなダンスが観客の子供たちに大いに受けているのを見て、いまさらながらこれがこの人の受ける場なんだということを理解した。私の目には変な衣装を着てへなちょこなダンスを踊っているT-Pistonz+KMCは痛々しく映るのだが、声援を送っている子供たちにはたぶん「かっこいいお兄さんたち」に見えているのだろう。


それで改めて思ったのだけれども、ハロプロはいったい誰に向けて売っているのかがよくわからない。その焦点の絞れていない感じの典型だったのが、このラッキィ池田をコレオグラファーとして起用したモベキマスの『ブスにならない哲学』だった。

今回見た北原沙弥香とT-Pistonz+KMCはその点でまったく迷いがなくて気持ちいいわけだけれども、指向性が強いだけに、私にとっては完全に守備範囲外になってしまう。北原沙弥香はともかく、T-Pistonz+KMCはリード・ヴォーカルの伸びのある声がなかなか悪くないし、曲によっては大人にもアピールする楽しくシンプルなロックになりえそうなのだけれども、今回のパフォーマンスを見る限り、ライブに行くのはつらそうだ。

そう考えると、私がかろうじてハロコンに行けているのは、焦点が絞り切れていないからなのかもしれない。「老若男女に受ける普遍的なポップ・ミュージック」というわけではない。単に、何をやりたいのかよくわからずぼんやりしていて、この自分もなんとなく関わることが許されている感じ。逆に、この曖昧さが嫌いな人は耐えられないだろうなとも思う。


そういえばT-Pistonz+KMCの『打ち砕ーくっ!』の「打ち砕ーくっ!」の部分はどこかで似たものを聴いたことがあるように思っていたんだが、さっきわかった。Faith No Moreの"We Care A Lot"だ(http://www.youtube.com/watch?v=Od26mvesu4U)。

上で北原沙弥香に関して「真野恵里菜や吉川友と比べるとソロ歌手としての未熟さが目立つ」と書いたが、ハロプロのグループの諸メンバーと比べればずっとこなれていて、安定している。これに勝てるのは田中れいなぐらいか。

120218サンシャインシティ

モーニング娘。コンサートツアー2012春 ~ ウルトラスマート ~ #1-1

2月18日にモーニング娘。の2012年の春ツアー『ウルトラスマート』が始まった。10期メンバーが入り、高橋愛が抜けての初めてのツアーであり、新垣里沙にとっての最後のツアー。5月18日の日本武道館公演に向けての3か月にわたる長丁場となる。

私は初日は行けず、2日目の2月19日の昼公演と夜公演に行ってきた。会場は両日ともオリンパスホール八王子。

9期メンバーが入っての2011年春ツアーを見たときの驚きはまだ記憶に新しいが、今回はそれ以上のインパクトがあった。私は初めて見たツアーだったこともあって、2010年春ツアー『ピカッピカッ』が飛び抜けて楽しかったのだけれども、この2012年春ツアーはそれに次ぐ記憶に残るコンサートになりそうだ。よくもまあこんなに素晴らしい物を作り上げて来たな、と思う。


● 開幕の『ピョコピョコ ウルトラ』と『グルグルJUMP』、そしてビデオを挟んでの、ライブで化けた『悲しき恋のメロディー』から昨年の秋ツアーよりもずっと良かった『Give me 愛』、さらにトークを挟んで、『女子かしまし物語』はちょっとダサかったとはいえ、その後の初披露の『怪傑ポジティブA』と、やはり昨年の秋ツアーよりも良かった『My Way~女子校花道~』。冒頭のこの並びは、コレオグラフィーもダンスも歌も申し分なくて圧倒的だった。


● 後半のメドレーからの『その場面でビビっちゃいけないじゃん!』、『彼と一緒にお店がしたい』、『OK YEAH!』のブロックも素晴らしい。


● この2つのブロックのコレオグラファーを称賛したい。と同時に、昨年の秋ツアーはなんであんなことになってしまったのかという疑問が改めて浮かんでくるのだけれども。


● 10期メンバーによる『好きな先輩』から9期メンバーによる『涙が止まらない放課後』、そして9・10期による『元気ピカッピカッ!』への流れは、ファンとしての思い入れ込みという留保は付けざるをえないだろうが、とても楽しめた。


● それ以外のグループ曲はいまいちだった。モーニング娘。のコンサートではなぜかそうなることが多い。


● 新垣里沙のソロは、2曲とも彼女が得意としないタイプの曲だった。『秋麗』は鞘師里保と石田亜佑美がバックアップ・ダンサーとしてついて、(私は映像で見ただけの)『ナインスマイル』のパフォーマンスよりはパシッと決まっていたと思うけれども、歌が弱くて説得力に欠けた。


● 道重さゆみと譜久村聖による『好きだな君が』は、依然として生の歌声がほとんど聞こえて来ないものの、ダンスは昨年の秋ツアーよりもかなり良かったと思う。


● 道重さゆみと田中れいなによる『愛しく苦しいこの夜に』は、モーニング娘。では珍しい、「なんでそんな踊りを踊っているの?」と問いたくなるタイプのもの。そういう踊りを引き出してしまうアレンジにも責任がある。


● アンコール1曲目に披露した、4月に発売予定の新曲『恋愛ハンター』は「poor man's ジャネット・ジャクソン」という感じで、背伸びしている。ミュージック・ビデオが出たら、昨年の『Only you』と同じようないたたまれなさを感じそうな予感がする。新垣里沙はさすがに上手だったし、他の年長組3人もちゃんとできていたが、新人組で対応できていたのは石田亜佑美だけだったかも。他の場面で良かった譜久村聖がボロボロに崩れていたのが面白かった。そういう楽しみ方はできるナンバーで、これからの3か月でどうなっていくのかがとても興味深い、というのはある。


● 『シャニムニ パラダイス』前後で、年長組4人がこれまで私が見たモーニング娘。コンサート衣装のワースト記録を塗り替えそうなひどい服を着る。新垣里沙があれを着てソロを歌わされているのは気の毒としかいいようがないし、『シャニムニ パラダイス』がなんだか舞踏会コスプレに大失敗したおばさん4人によるパフォーマンスに見えてしまって、せっかくの良い曲がもったいない。


長くなったのでエントリを分ける。

120219-八王子

モーニング娘。コンサートツアー2012春 ~ ウルトラスマート ~ #1-2

前に書いた感想の続き。


● 道重さゆみはコンディションが良かったようだ。最後の方はパフォーマンスに支障がないていどにバテていて、いい顔になっていた。ファンとしては困惑するほどの歌パートの多さ。テレビ番組での自虐ネタを聞いた上で初めてこのコンサートを見に来た人は拍子抜けするかもしれない。


● 譜久村聖のダンスが素晴らしい。それだけに『恋愛ハンター』で崩れたのが興味深かった。ハロプロ的アイドル・ダンスに合わせてチューンナップされている身体が鋭角的な動きに対応できずにいる、ということなのか。果たしてそっちの方にも対応していくのがいいことなのか、ということも含めてこれからが楽しみ。あと、この人は歌も素直でいいし、歌うときの表情にも工夫の跡が見えるようになってきた。


● 生田衣梨奈が良い。昨年の秋ツアーで投げやりな動きをしているのが目についたので気になっていたのだが、今回見るとやっぱり姿勢がきれいだし、その間の移行もたいていいい。むらがあるのか?


● 石田亜佑美は素晴らしい。今回は、気づいたらこの人の姿を追っていることが多かった。この人はすでにダンサーの表情を作れている。これはアイドルという文脈では必ずしもいいことではないのかもしれない。なんだか、ボールルーム・ダンスのコンペティションの出場者みたいなのだ。あるいは、もともとそんな感じの顔付きをしているからか。
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