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モーニング娘。コンサートツアー2011春 新創世記 ファンタジーDX ~ 9期メンを迎えて ~ #3

高松と名古屋での公演をパスして、4月29日の山口・周南市での公演を見に行ってきた。道重さゆみの在籍中にモーニング娘。が山口に来たのはこれが3度目とのこと。1回目は2005年10月23日(「バリバリ教室 ~小春ちゃん いらっしゃい!~」)、2回目は2009年4月4日(「プラチナ 9 DISCO」)。いずれも今回と同じ周南市文化会館だった。

メンバーの出身地で行われる「凱旋公演」はやはり特別なもので、当人だけでなく他のメンバーたちのモチベーションにも大きな影響を与えているように思われる。日本全国どこでやっても、観客席の特に前の方にいる人たちの大半は同じ顔ぶれだから大して関係ないんじゃないかとも思ったりもするが、実際たしかに当人の関係者が劇場に見に来ていることはファミリー席に座っているとよくわかる。この日も、夜公演では道重さゆみの母君が来ていて観客からの拍手を受けていたし、確信はないけれども昼公演では父君が来ていた、かもしれない。単に江頭2:50に似た人が最前列中央に座っていたのを見た、ということなのだが。

そういうわけで道重さゆみはそうとう気合いが入っていたのだろう、前のエントリに書いたように絶好調だった。このブログのコンサートの感想文で道重さゆみのコンディションによく言及しているのは、彼女のコンディションに波があるからである。私が見始めた2010年の冬ハロコンと春ツアーは不安定だった。今年に入ってから、特にこの春ツアーでは安定しているという感じもするが、これはコンサートの負荷が低いせいなのかもしれない。しかしテレビ番組等でのコンディションも全体的に良いので、それ以外の要因もあるのだろう。

ソロ曲から『レインボーピンク』への流れは初日と比べると格段の進歩を見せている。このメドレーはいい選曲とは言い難いけれども、この日は彼女なりのベストを尽くしていたと思う。さすが、ここ一番というときに強いんだな、という感想。


最後に一人ステージ上に残ってのスピーチは、そうとう構成を練って練習もしてきたのだろう、言いたいことがよく伝わってくる名スピーチだった。昼は初めての凱旋公演のときに抱いた不安のことを語り、夜はこの日が両親の結婚記念日であることに触れて感謝の念を述べた(そこから、観客からの母君に対する拍手が起こった)。ただ、そろそろ「グループ内での位置づけに関する劣等感」をモチーフとして押し出すのはやめた方がいい時期に来ているのではなかろうか。


徳山駅前の商店街の入り口付近に貼られていたポスター。顔ぶれも日付の隔たりも興味深い。ここにないものとしては、6月10日に中島美嘉、7月5日に松任谷由実、9月12日に松竹大歌舞伎が来る(周南市文化振興財団の公式サイト)。

周南市文化会館-2


周南市文化会館
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モーニング娘。コンサートツアー2011春 新創世記 ファンタジーDX ~ 9期メンを迎えて ~ #4

山口県周南市での公演を見終わって、福岡まで移動して一泊し、翌日4月30日の福岡市民会館での公演を見た。福岡には昨年の秋ツアーでも行ったのだが(「モーニング娘。コンサートツアー2010秋 ~ライバル サバイバル~ #9」)、あのときの福岡サンパレスホール(Wikipediaのエントリ)と比べると、福岡市民会館(Wikipediaのエントリ)はキャパシティが小さい。とはいえ、昨年の福岡サンパレスホールでは3階席が封鎖されていて、2階席にも空席があったのに対し、今年の福岡市民会館はほぼ満員だったので、観客の数ということでいうと同等以上だったと思われる。今年から田中れいなに加えて生田衣梨奈にとっても凱旋公演となり、ワンフロア型ホールだったこともあり、私が見たなかでは今ツアーで一番の盛り上がりとなった。


* 『THE マンパワー!!!』は、ショート・バージョンにしてコレオグラフィーを調整した結果、非常にいい感じになってきている。高橋愛と新垣里沙を両脇でフリーにさせる時間を減らしたことでぎごちなさが減ったのが大きい。この点がクリアされれば、この曲はいまのモーニング娘。に向いている群舞曲になりうる。


* 『女心となんとやら』、『1から10まで愛してほしい』、『I'm lucky girl』と続く、新アルバムからの3曲の流れは、9期メンバーが馴染んできたいま、私がこれまで生で見たなかで最強に近い並びになってきている。まず旧メンバー5人で始まり、そこにマイクを持たずに新人4人が入り、最後に全員でマイクを持って歌うという構成をこのようにバリエーションを持たせて作り込んでいるのがかっこよくてぞくぞくする。


* 後半の公演替わりで2パターンある『女が目立ってなぜイケナイ』、『なんちゃって恋愛』、『気まぐれプリンセス』と『泣いちゃうかも』、『しょうがない夢追い人』、『女に幸あれ』のメドレーも、9期メンバーがうまく入り込んだ、というか、9期メンバーをうまく組み込んでいて完成度が高い。


* ヴォーカル面ではもしかしたらいまがモーニング娘。の歴史上最強なのかもしれない、と思えてくるときがある。これは単純に高橋・新垣・田中の3人の比重が高い、という理由から。


* 9期メンバーが慣れてきて、ステージ上でリラックスしているという印象が強くなってきている。譜久村聖は前にあったバックアップ・ダンサーっぽさが薄れてきた。生田衣梨奈と鈴木香音は、動きが大きくなった分、素人っぽい動きがたまに暴発する。


* 田中れいなが前日の山口公演に続いて、何度か歌詞を間違えたり飛ばしたりした。これは珍しいことだと思う。


その他、パフォーマンスとは関係ないところで。

* 生田衣梨奈が最後のスピーチで、道重さゆみと田中れいなのファンを奪いたいという内容のアピールをするようになった。これに対する観客の反応は、「どう反応していいのかよくわからないどよめき」だったように思う。山口公演ではターゲットが道重だけだったので、凱旋公演の主役を「持ち上げる」意味を込めているのかなと思ったのだが、福岡公演で道重・田中の両名を挙げたのでその仮説は棄却された。今後どんなことを言うのか楽しみではある。高橋・新垣・光井に対してはそれぞれ違う理由でこんなこと言えないのだろうな、と思うし、田中れいなにこういうことが言えるというのはほんとよかった、などと思った。なお、この「ファンを奪う」という概念はあまり笑い話にできないシリアスな話題ではあるので、別の機会に何か書こうかと思う。


* 最後に田中れいなと生田衣梨奈の2人がステージに残って挨拶をした。昨年までは1人でステージに出ていられた田中れいなにとっては間違いなく嫌なことなはずだが、自分をしっかりアピールしながらも後輩を尊重して扱う様子は見ていて気持ちよかった。ツアー恒例の6期メンバーによるトークで、亀井絵里がいなくなったおかげで田中れいなの存在感が格段に増している。トークの面では道重さゆみばかりに焦点が当てられがちだが、田中れいなも(もう終わってしまったが)『歌の楽園』での活躍もあったし、最近の『FIVE STARS』や『ヤングタウン』などのラジオ番組ではトークのスキルが向上しているのがよくわかる。惜しむらくは2人とも知識と教養の面が弱い。

福岡市民会館

ドリーム モーニング娘。 コンサートツアー2011 春の舞 ~卒業生 DE 再結成~ - 尼崎公演

4月30日のモーニング娘。福岡公演を見て同じホテルに連泊し、翌日朝の新幹線に乗って尼崎に向かい、5月1日のドリーム モーニング娘。の昼からの公演を見た。これは予定にはなかったことなのだが、どっちにしても同行者と再合流するために関西に戻らなくてはならなかったので、ぎりぎりになって行くことを決めた。幸いなことに当日券は余裕をもって買えた。

ドリーム モーニング娘。については「「ドリームモーニング娘。」結成について思うこと」というエントリで最初の感想を書いたけれども、その後のテレビやラジオでのプロモーション活動を見聞きするうちに、このプロジェクトにかなりの力が注がれていることがわかり、関心が強まっていった。先月の『私がiPodに入れて持ち出しているモーニング娘。の曲』を皮切りに過去のハロプロ曲を聴き直したのもその影響があってのことだろう。


公演が始まって、メンバーたちがステージに出て来て最初に思ったのは、「まさに私が好きにならなかったモーニング娘。がここにいる」という感覚だった。コンサート・ツアーをずっとこなしてきている現役のモーニング娘。と、長いブランクがあった人たちから構成されるドリームモーニング娘。を同列に論じるのはフェアではない、ということ以前に、コレオグラフィーを含むステージ・パフォーマンスの組み立て方が根本的に異なっていて、レベルというよりはジャンルが違う。もちろん規格外れなのは現在のモーニング娘。である。正統派で、ミリオンセラーを連発し、国民的アイドルとなったのはこちらの方なのだ、ということはよくわかっている。

その「正統的なアイドル・グループ」というジャンル(この表現でいいのだろうか?)の中で、このドリームモーニング娘。が年季を積んでいてクオリティが高くなっていることは、昨年来、モーニング娘。以外のグループもちょくちょく見てきたので体感することができる。それと同時に、このジャンルでは若くないことがもろに響くだろう、ということもわかる。いずれにしても、私は「正統的なアイドル・グループ」というジャンルにそれほど興味を持っていないから、ドリームモーニング娘。をその中でどう位置づけるのかとか、どういう語り口で語ればいいのかなどはよくわからない。

とは言いながらも、いまのモーニング娘。とたくさんの接点を持っている人たちのグループではあるから、楽しみながら見られる点はいくつもあった。


* まったく予期しなかったことだが、見ていて一番魅かれたのは中澤裕子だった。楽しそうに歌って動く。


* 久住小春は、もともとこっちの方が向いていたのではないかと思わせるぐらい楽しそうにやっていた。『17歳の転職』の内容と合わせて考えると興味深いのだが、想像を巡らせれば巡らせるほど哀しくなってきそうなのでやめておこう。


* 冒頭の『LOVEマシーン』、中盤の『ハッピーサマーウェディング』と『恋のダンスサイト』、そして終盤の『そうだ!We're ALIVE』、『ザ☆ピ~ス!』、『恋愛レボリューション21』の並びを見ていて、「あ~、本物のモーニング娘。がやってる」と思ってしまった。このあたりの曲と振り付けは、現在のモーニング娘。やハロプロにはそぐわないという感じが私にはある。これらはそうとうダンスが上手でないとダサくなる。しかし、ドリームモーニング娘。には最初からダサさが組み込まれているから違和感が生じない。


* ヴォーカル面では、私は彼女たちの現役のときのライブでの歌声をあまり聴いたことがないので細かいことはわからないのだけれども、このブログでやってきた「iPodに入れて持ち出している曲」企画でいろいろと聴き直して、少なからずの人がモーニング娘。時代よりも歌が上手になっていることはわかっている。全体として、動きがそんなに激しくないので、声は安定して出ていると思った。ただ、面白くなかった。


* 現役のモーニング娘。のライブは自信を持って一般人に薦められるけれども、ドリームモーニング娘。はやっぱり無理だと感じた。ただし「アイドルというジャンルで適当なの何かない?」というような訊かれかたをした場合に、このドリームモーニング娘。は無難な選択だと思う。何よりも多くの人がテレビで見て知っているタレントが、多くの人が聞き知っている曲をやっている。クオリティもあえて悪いというほどではないし、居心地悪くなったり気持ち悪くなったりすることをやっていない。


そんなわけで、全体的な印象は予想していたよりも遙かによかった。これはやっつけ仕事ではなく、春と秋の長丁場のツアーをこなすことを目標とした真面目なプロジェクトであり、メンバーたちも真剣に取り組んでいることがよくわかる。

それだけに、ドリームモーニング娘。は現役のモーニング娘。がどれほど進化したかを測るベースラインの役割を果たしてくれていると言える。でまあ、前日と前々日に密度の濃い公演を続けて見たせいもあるのかもしれないけれども、もうぜんぜん違うものだった、と。

尼崎市総合文化センター

モーニング娘。コンサートツアー2011春 新創世記 ファンタジーDX ~ 9期メンを迎えて ~ #5-1

福井、尼崎、中野1日目をスキップして、5月8日の中野2日目の昼・夜公演を見に行ってきた。昨年もそうだったがゴールデン・ウィークのスケジュールは凄まじく、今年は田中れいなと道重さゆみがブログで風邪をひいて喉を痛めていることを報告していた。道重の前日のブログ・エントリはこちら: http://gree.jp/michishige_sayumi/blog/entry/574303588。田中れいなの当日のブログ・エントリはこちら: http://ameblo.jp/tanakareina-blog/entry-10885043843.html。そんな日にDVD収録が行われるわけで、記録に残るものなんだからもう少しスケジュールを考えればいいのにとも思うけれども、昨年の春コンのDVDはいい映像が残っているから、日程がタイトであれば必ず内容が悪くなるというわけでもない。

この日のサプライズは、なんといっても10期メンバー・オーディションの発表だった(公式サイト)。9期メンバーには内緒にしてあったということで、その場で1人ずつ感想を訊いていくという意地の悪い趣向があった。このオーディションについてはまた別のエントリで。


道重さゆみと田中れいなはたしかに喉の調子が悪そうだった。特に道重さゆみはトークのときに声がかすれていて大丈夫かと思ったけれども、ソロのメドレーは普段と変わらない調子で、むしろピッチがよく合っているように思えた。喉に負担を掛けない歌い方をした結果、素直な発声法になったという可能性もあるけど、口パクだった可能性の方が高い? というかあれが口パクでなかったのなら、日頃の声の出し方について何か根本的に考え直した方がいいような。[追記: この件については、後に『ヤングタウン』で、風邪のおかげで喉に負担をかけないで歌うコツを掴んだ、という説明をした(http://michishigefan.blog130.fc2.com/blog-entry-143.html)]

容姿と体の動きの面では、山口での絶好調ぶりには及ばないものの、DVDに収録されてまったく問題ないレベルだったと思う。全体的に、体調不良の割りにはうまく切り抜けたという印象。


9期メンバーは、疲れが溜まってきたのか、特に生田衣梨奈、鈴木香音、そして鞘師里保にも動きが雑になっているところが見られたように思う。ただこういうのはDVDになるときにはうまく隠される。そういえば書くのを忘れていたが、『ライバル・サバイバル』のDVDでは、ダンスの出来と見栄えを考慮にいれて編集が行われているのが、スカパーと速攻DVDという他の映像が残っているだけに見えやすかった。これについてはまた別の機会に。

そんな中、譜久村聖は安定していた。こういうところにキャリアが効いてきているのか。他の3人よりも体ができているというのもあるかもしれない。


アンコール1曲目『でっかい宇宙に愛がある』が6月15日に発売予定の新曲『Only you』に差し替えられている。初披露は福井公演だったようだ。この曲は非常に興味深い。サビの部分は、特に田中れいなのヴォーカルという点では『女と男のララバイゲーム』のB面曲『愛され過ぎることはないのよ』に似た、彼女の高音部の伸びを活かした作りになっているが、そこから一転して各メンバーが引き継いで歌っていく部分が難度の高い三連符で、その理屈はわかるもののライブ・パフォーマンスとしてはまだできあがっていないという印象。鞘師里保にソロ・パートが多めに与えられていて、センターで踊る場面もあるが、まだまだぎごちない。

第一印象は、『気まぐれプリンセス』->『女が目立って なぜイケナイ』->『女と男のララバイゲーム』の、成熟した高橋体制の大胆に攻めてきている系列に属する意欲作というもの。CDやPVでよりもライブで映える曲になりそうな予感がする。

それで思い出したが、『女と男のララバイゲーム』のステージ・パフォーマンスがよくなってきている。コレオグラフィーの微調整が入っているのと、9期メンバーはまだぎごちなくても仕方がないという先入観込みで見ているからかもしれないが、昨年の秋ツアーよりも安心して見ていられる。
20110508中野サンプラザ

モーニング娘。コンサートツアー2011春 新創世記 ファンタジーDX ~ 9期メンを迎えて ~ #5-2

時事通信社がこの日取材に入っており、YouTubeに映像がアップロードされている。今ツアーの映像がこれだけまとめて紹介されるのはこれが初めてだと思う(4月14日の『美女学』でツアー初日の様子が紹介されて以来か?)ので、これに沿っていくつかコメント。

http://www.youtube.com/watch?v=q_LzV20Z4sg


0:08。『まじですかスカ!』。結局、道重さゆみはDVDにはいつもの前髪を作った髪型で映ることになった。ツアー初期のデコ出しと印象がものすごく違う。

モー娘。9期お披露目&10期募集!.mp4_000011164


0:21。9期4人による『好きな先輩』。動きが大きくなってきているし、動きながら声を出すのに慣れてきている。

モー娘。9期お披露目&10期募集!.mp4_000036212


0:38。新曲『Only you』。道重さゆみの立ち姿の美しさと動きの優雅さが素晴らしい。こういう引いた絵はライブDVDにはほとんど入らないから貴重である。2010年春ツアーの『女が目立って なぜイケナイ』などを歌っていた衣装に似ていて、これがPVに使われているなら嬉しいのだが。

モー娘。9期お披露目&10期募集!.mp4_000047784

モー娘。9期お披露目&10期募集!.mp4_000057811


3:35。10期メンバー・オーディションが発表され、言葉を失っている鈴木香音の肩を抱きに行く。これ、「十期」と、自分のニックネームである「ズッキ」を掛けて落とそうとしたのではないかと思ったのだが、深読みしすぎかな。これまでも、ジョークを言おうとして他のメンバーが拾えないでいる状況を何度か見た。初期のリンリンの苦境を思い出す。ジュンジュンは最後まで苦労しながらも戦っていた。

モー娘。9期お披露目&10期募集!.mp4_000217551

10期メンバー・オーディション開催の発表に思うこと

5月8日の中野公演での10期メンバー・オーディション開催の発表には驚かされた。ちょうど1月に書いた「高橋愛卒業発表に思うこと」という文章を受けてここまでを振り返る文章を書きつつあったので、以下はそれをベースに。


上記のエントリでは「だからいまは、コンサート・ツアーのスタッフたちが新しい9期メンバーを取り込んでどのようなステージを作ってくるのかが、不安であると同時に楽しみだ、という段階にある」と書いていた。今回の春ツアーはこの点では期待以上だった。新メンバーのスキルがまだ不十分なのは当たり前のことで、それをうまくカバーしながらも活かすようなステージを作るという配慮が随所にある。特にこれまで何度か書いたように『女心となんとやら』からのアルバム曲3曲の流れと、公演替わりの2パターンある高橋体制3曲メドレーは素晴らしい。この路線が続く限り、モーニング娘。全体のスキルが少々落ちても見続けていられると思う。逆にいうと、この路線からの転換が起こったらキツい、というのは、ドリームモーニング娘。やハロプロの他グループの公演を見ていて強く思うところでもある。

「具体的に言えば、「高橋愛が抜けたときに『リゾナントブルー』や『女と男のララバイゲーム』はどうなるのか?」という問いよりも、「9期メンバーが入ったときに『リゾナントブルー』や『女と男のララバイゲーム』はどうなるのか?」という問いの方がより難しく、また切迫しているわけだ」とも書いていた。春ツアーでは『リゾナントブルー』は旧メンバー5人で、『女と男のララバイゲーム』は9人でやっており、どちらもとても印象がいい。

今ツアーでいうと、この『女と男のララバイゲーム』や『THE マンパワー!!!』など、9期メンバーのスキルが高くなくても群舞の中にうまく紛れ込ませることで全体としての見栄えをよくすることができるタイプの曲がある。他方、個々人のスキルに依存する、というか、全体としての印象が、グループ内の最低レベルのスキルに左右されてしまうタイプの曲がある。『涙ッチ』がこれに該当するが、『リゾナントブルー』はたぶんその極致だろう。こういうのは2010年の8人体制でもつねにうまく行っていたわけではない。


高橋愛が抜けたらどうなるのか、という点については、正月のハロコンと今ツアーの両方で、新垣里沙がステップアップしてきたために見通しが明るくなった。新垣里沙は、私が見た2010年の春と秋のツアーではどこか手を抜いていて、見切った上で流しているという印象があった。しかし今年に入ってからの彼女はまったく違う。


9期メンバーにヴォーカル面での即戦力がいなかったのにはやはり驚いた。ハロプロの人事面での決定の不可解さにはもう十分に慣れているけれども、それにしてもここまで力不足でいいのかというのが『美女学』でのレコーディング風景のエピソードなどを見ての感想だった。急遽、訓練を施すか、新たな人材を持ってこないと、新垣里沙および(または)田中れいなが抜けたときの穴を埋められなくなりそう。


というようなところまで考えていたところで、今回の10期メンバー・オーディションの発表である。

いろいろと深読みしても詮ないことではあろう。ただ一つ確実に言えるのは、会社が本気でモーニング娘。を長期的に延命させようとしている、ということだ。ここ数年、もしかしたらモーニング娘。はこのままメンバー入れ替えなしに解散するのではないかと感じられた時期もあったと思われるのだが、ハロプロの他グループの状況や、昨年末から進行しているハロプロ・エッグの改革と合わせて考えると、やはりモーニング娘。はあと少なくとも1回は若返りと成長のプロセスを辿ることになるのだ。


道重さゆみのファンとしては、彼女がどのタイミングで卒業するのかがますます気になってきた。本人は、少し前の『あいまいな』で、いつモーニング娘。を卒業するのかと問われて、半ばギャグ込みで、来年に新垣里沙が卒業した後にリーダーをやって、再来年に卒業、というような見通しを語っていた。しかしこのところの流れを見ると、新垣里沙よりも先に道重さゆみの番が来てもおかしくない。

モーニング娘。の一員として歌って踊っている彼女の姿が好きな私としては複雑な思いなのだが、彼女個人のキャリアを考えると、たぶんもう早めにソロ活動を始めた方がいい時期に来ているだろう。

逆にモーニング娘。の側から見ると、道重さゆみに代わって広報機能を担う人間を作り出さないと、ますますやばくなってきそうだ。その役割を果たせる人が9期メンバーの中から育ってくるまでにはそうとうの時間がかかる。


そんなわけで、私が長期的に関心を持てるモーニング娘。であり続けるかどうか、興味深い局面が訪れたといってよい。考えてみれば私が見てきたこの2年ほどは、モーニング娘。の歴史のなかでは例外的に平穏な時期だった。激動ゆえの興奮を求めてモーニング娘。のファンになったわけではないので、できるならば早めに再び成熟への道を進んでもらいたい。

5月15日の大阪公演夜の部で道重さゆみが転倒

なんでも道重さゆみが脚が攣って二度転倒し、いろいろ大変だったらしい。本人のブログ・エントリ(http://gree.jp/michishige_sayumi/blog/entry/576691094)。そして田中れいなのブログ・エントリ(http://ameblo.jp/tanakareina-blog/entry-10892716593.html)。

私は彼女が昨年の秋ツアーの中野で転んで『あっぱれ回転ずし!』がやり直しになったときにも見ていなかったし、大きな事件に立ち会えない巡り合わせのようだ。ネガティブなことが起こるのを目にしたくはないからこれでいいんだ、と思っておこう。

ブログを見る限り、彼女はゴールデン・ウィーク中にかかった風邪がずっと治らないまま、休みもなくずっと仕事をしていた。こういうスケジュールで動いていれば、故障者が出てもおかしくはない。そういえば光井愛佳が中野公演が終わって「左距骨疲労骨折」と診断され、全治8週間とのこと。

中野公演での歌について『ヤングタウン』で説明

5月8日の中野公演についてのエントリで、道重さゆみの歌が体調が悪かった割りには上手だったので、「喉に負担を掛けない歌い方をした結果、素直な発声法になったという可能性もあるけど、口パクだった可能性の方が高い?」と書いた。

その後、5月14日付の『ヤングタウン』で、やはり中野公演を見た(ただし前日の5月7日だと思う)吉澤ひとみが歌が上手だったとコメントし、その流れの中で道重さゆみはこう述べた。


声が微妙に出なくなってから、逆に歌い方勉強になったんです。上手に声が出ないから、うっすら出してたら、音程がうっすらの方が上手にはまるみたいで、コツを掴んだんですよ。



ということで、口パクを疑ったのはほんとに悪かった。もしかしたらこれで新たなステップに行くのか? ただ別エントリで書く予定だが、NHK WORLDの『J-MELO』での歌もかなり上手に歌えていたので、実際に上達してきているのだろう。私としてはこの調子で「ハロカバ」をやってほしい。道重さゆみのソロには一定数のニーズがあると思うんだけどな。


その他、この回の『ヤングタウン』では、「オーディションを受けるまで歌に音程があることを知らなかった」というエピソードに匹敵する仰天すべき話があった。どうやら「歌を歌うときに、任意のキーで歌ってもいいということを知らなかった」という事態のようだ。どんな場合でも「原曲のキー」と同じキーで歌わないといけない、という思い込みがあった。うーむ、歌に音程があることを知らなかった、というのと比べるとさすがに大したことがないか。でも9年間も歌手をやっているということを考えると、やっぱり凄いか。

いずれにせよ、そういうわけだから、絶対音感がない彼女は伴奏なしで歌うときにはつねに不安を抱いていたのだろう。相対音階でちゃんと音がとれていても、絶対音感を持っている他人からは間違っていると見られている、と思っていた、ということなのか。だからラジオ番組などで鼻歌っぽいものを歌うときにあれほどへなへなになるのか。


道重さゆみのようなベテランになってしまったらもう完全に自己責任だけれども、こういうのを含むさまざまなエピソードから推測するに、ハロプロにはごく基本的な楽理とか発声法とかを教えるカリキュラムが存在していない。それだけでなく、こういうことを仲間同士で語り合う環境がない。昨年末に出たアルバム『Fantasy! 拾壱』に関するラジオ番組でのトークで、キャリアの中で初めて、レコーディングの前にメンバー同士でどう歌うかということについて話し合った、という話がされていた。この感じは『美女学』でのスマイレージや9期メンバーのレコーディング風景を見ても想像が付く。たまたま録音スタジオで居合わせた人とは話をするけれども、基本的にはつんくの仮歌が入ったテープを渡されて、各自自宅で聴いて練習して、メンバー間でのコミュニケーションなしに個別にレコーディング・スタジオに入り、音源が完成した時点で誰の声がどう使われているかが初めてわかるというようなシステムでずっとやってきているようだ。このような雰囲気の中で、制度というよりは心理的な制約のために、語り合えないトピックがいくつもあるのではないか。これは歌だけでなくダンスやその他のスキルについてもいえそう。


この仕組みにはたしかにメンバーの個性が潰されないという利点がある。所属タレントを長期的に使うアップフロントのような会社にとってはこれが正しい道なのかもしれない。というふうに私は他人に説明するのだけれども、実際のところこれはどうなんだろうか。

「アイドリング!!!」について

この動画はYouTubeで「道重さゆみ」で検索すると上位に表示されることが多かったので、彼女のファンならば一度は目にしていることだろう。インターネット番組『音楽番組を板尾創路』にて、ダンスのレッスンにアイドリング!!!(以下面倒なので「アイドリング」)のTシャツを着てきたことを新垣里沙にチクられている場面である。



これが放映されたのは2008年の4月。衣装からわかるように『リゾナントブルー』のプロモーションをやっていた時期だった。道重さゆみはこのとき18歳。美しい。この久住小春が15歳で、いまのスマイレージの年長組よりも若く、いまの譜久村聖よりも1歳年上なだけということに改めて驚く。

道重さゆみはラジオ番組『今夜はうさちゃんピース』でも、アイドリングの読者参加型コーナーに投稿したことがあるほどのファンであると何度か言っている。そこまで言うならば、ということで、私はこのジャンルに興味を持ちはじめた頃にアイドリングの番組DVDボックスをまとめ買いして、見事にハマってしまった。

私は道重さゆみがラジオ番組などで勧めるものをけっこう律儀に試してみたりするのだが、まあまず趣味が合わない(二十一歳の女性と嗜好がぴったり合ってしまったらまずい立場ではあるのでそれはそれでいい)。その中で、このアイドリングは、日本のリアリティ・ショウに対する信頼を若干回復させてくれたと言ってもいいぐらいに面白いものだった。しかし、どうも彼女はこれが放映されてからそれほど経たないうちに興味を失ったのか、アイドリングのことを話さなくなっていた。他のアイドルには気軽に言及するので(最近のAKB48に対する警戒感はおそらく事務所主導のもので例外)、関心がなくなったとしか思えない。専用コンテンツを買うためにファンクラブにまで入った私は梯子を外されたかっこうになった。


2006年10月から始まったアイドリング(Wikipediaのエントリ)は、ちょうど上の映像が放映された2008年4月に「2期生」が加入し、ディレクターが代わって番組の方向性に変化が生じた。その後、2009年の1月から3月にかけて初めての「卒業」があって変容が決定的になった。道重さゆみはこの変化が生じる前の時期のファンだったのではないか、と私は想像している。

アイドリングについて詳説するエントリではないので簡単に済ませると、要するにアイドルが出るバラエティ番組の名前であり、それに出演するグループの名前である。初期は毎日生放送をし、いまは撮り溜めをするものの、編集なしで放映するいわゆる「完パケ」で収録することで緊張感を出していて、回によっては英米の良質なリアリティ・ショウに似た感触がある。質が下がって外れが多くなったけれども、いまでもときどき面白い。


上の映像が放映されたころ、テレビ東京では『ハロモニ@』が放映されていた。2007年4月から始まり、2008年9月に終わった番組だから、そろそろ末期的様相を呈していた時期だ(MouTubeは2008年1月から)。そんな時期に、新人ゆえの勢いがあって、才気煥発な制作チームによって作られている『アイドリング!!!』を、道重さゆみは何を思って見ていたのだろうか。実際のところ、この時期のモーニング娘。はアイドルというジャンルの中でまだトップの座にあって、アイドリングが好きだと言う道重さゆみにも、そのことをネタとして使う新垣里沙にもまだ精神的余裕があったはずだ。それでも、モーニング娘。内でのポジションに悩んでいた道重さゆみにとって、バラエティ番組に軸足を置くアイドリングの番組は、他のメンバーにとって以上に大きな意味を持っていただろうし、2009年以降のバラエティ番組への捨て身の挑戦にも大きな影響があったことだろう。


このタイミングでアイドリングのことを書くのは、先日こんな驚くべきものがあったから(2011年5月5日付の『DJ Tomoaki's Radio Show!』)。開始から11分50秒あたり。

http://www.ustream.tv/recorded/14494048

ここで道重さゆみと「仲がいい」と言っている小泉瑠美は2009年1月に初めての「卒業生」となった「アイドリング2号」。道重さゆみと同じくナルシシスト+毒舌のキャラをやっていたが、「裏では気配りのできるいい人」の属性がない、ハードコアというか本格派だった。この発言は道重さゆみの名前を利用しているにおいがするものの、なるほどこのように個人的交友があったのであれば、彼女が抜けた後のアイドリングへの言及がしにくくなってもとうぜんかもな、と思わされた。


道重さゆみと同年齢のアイドリング12号河村唯はモーニング娘。の8期オーディションを受けたことが知られている。この人に限らず、18歳あたり以上のメンバーたちの中には憧れの対象としてモーニング娘。を挙げる人がけっこういる。ただし、自分がこどものころに「黄金期」前後のモーニング娘。が好きだった、という文脈で、であって、いまのモーニング娘。が好きだという話は聞いた覚えがない。スマイレージについての話は何度か聞いたことがあるような気もする。

歌が苦手なのでトークで勝負するしかないというポジションにいるアイドリング16号菊池亜美は、ラジオ番組で、2010年10月に『はんにゃのオールナイトニッポン』の出演したときの道重さゆみを賞賛したことがある。このことは後に『今夜もうさちゃんピース』に報告され、それを受けた道重さゆみがあのときは調子が悪かったと告白するという興味深い展開があった。このときにはからずもにじみ出た「格上」感はなかなか興味深かった。


長くなってきたのでエントリを分ける。

私がiPodに入れて持ち出しているアイドリング!!!の曲

タイトルは違うが、前のエントリからの続き。

私がアイドリングに寄せている関心はモーニング娘。に対するものとはまったく別物である。モーニング娘。には音楽とミュージカルなどのステージ・パフォーマンスの観点から関心を持っている。他方、アイドリングにはリアリティ・ショウの文脈で関心を持っている。これはひらたくいえば「アイドルとして楽しんでいる」ということなのだろう。日本の「アイドル」を外国人に説明するときには「リアリティ・スター」の概念を使うと便利だ。

そうはいいながら、今年はモーニング娘。とアイドリングの関係性に重大な変化があった。3月にリリースされた15枚目のシングル『やらかいはぁと』がオリコン週間4位の最高記録を出し、販売枚数で初めてモーニング娘。を抜いたのだ(対『女と男のララバイゲーム』。『まじですかスカ!』相手だともっと差がある)。ただ、これは決して出来の良い方の曲ではないし、イベントを乱発して達成した記録だから、複雑な思いをしているアイドリング・ファンは少なくないのではないかと思う。


でも実はアイドリングには普通の意味で楽しい曲が多い。以下にいくつか紹介:

* 『baby blue』 2009年4月の7枚目シングル (http://www.youtube.com/watch?v=Y1zpereyGB0)

* 『Like a Shooting Star puru-lele ver.』 2009年8月の2枚目アルバム収録 (http://www.youtube.com/watch?v=SUXa5c1NPhg: 映像はライブ版)

* 『Forever Remember』 2009年8月の2枚目アルバム収録 (http://www.youtube.com/watch?v=iA8DVV5TbIM: 映像はライブ版)

* 『GO EAST!!! GO WEST!!!』 2010年8月の13枚目シングルのB面曲 (http://www.youtube.com/watch?v=q5J9UkBnutQ: 映像は曲と関係なし)

* 『StarGirl★StarBoy』 2010年11月の14枚目シングルのB面曲 (http://www.youtube.com/watch?v=DW1mDNHaDdc)

こういうのを聴ける人なら、これまで出している4枚のアルバムはどれも買って後悔しないと思う。


ただしライブでの再現性はない。率直にいってアイドリングのステージ・パフォーマンスは居たたまれないものだ。そもそも私は一度コンサートを見に行ってめげた口なので、あまり詳しくもない。しかし、いまのハロプロがどれほど特殊なのかを見る上でのベースラインとしては興味深い対象ではある。

* たとえば最近の比較的見やすいものの例として、年長組だけでやっているので比較的粒が揃っている、大阪NGKでの『GO EAST!!! GO WEST!!!』(http://www.youtube.com/watch?v=JM4o6UzjuS8)。

* アイドリングはさまざまな芸能事務所に所属しているタレントの寄り合い所帯で、日頃は各自ばらばらに仕事をしており、全員揃ってコンサートをする機会はそんなにない。また、大部分の人たちにとって歌もダンスもメインのキャリアではない。

* 20人揃ってコンサートをする機会はそんなにないが、定期・不定期を含めて、少人数であちこちのイベントで数曲を披露する機会はある。そのときに欠席するメンバーも出てくるから、ヴォーカル・パートがハロプロほど固定されていないし、フォーメーションもかっちりしていない。

* 基本的に生歌でやっている。私にとってこのことの最重要の帰結は、生歌を前提とした振り付けになっている、ということだ。たとえば上記のライブ映像の踊りはしょぼいように見えるかもしれないけれども、コーラスを含めて生の声だけで曲を成立させなくてはならないから仕方がないという面はある。モーニング娘。の『まじですかスカ!』のラインダンスなどは、あんな動きをしながらまともに声を出せるわけがないから、最初から録音音声を被せることを前提としている。この点で真野恵里菜とスマイレージは禁欲的なのだが、生バンドをバックにやることもあるアイドリングはさらに保守的である。

* ハロプロの多くの歌い手たちは、体を激しく動かしながら声を出すことに合わせて発声法を最適化しているように思う。他方、アイドリングはそんな配慮なしにごく「普通」に歌い、動きのせいで声が乱れたらそれはそれで仕方ない、ぐらいの態度。考えてみればヴォーカル・グループとしてはこっちの方が正しい道だろう。

* もともと歌がメインのキャリアの人はいないこともあり、卒業後にソロ・シンガーとしてやっていけそうな人はほとんどいない(まあそれを言ったらハロプロも全滅に近いわけだが)。私が気になっているのは、リーダーの遠藤舞(上記『Like a Shooting Star puru-lele ver.』を歌っている人)と横山ルリカ(上記『GO EAST!!! GO WEST!!!』で最初のソロ・パートを歌っている人)。どちらも1期生の年長組なので、世代交代の問題はいまのモーニング娘。よりも切実。



アイドリングを見ていると、歌とダンスから成るステージ・パフォーマンスに憧れてこの世界に入った人にとってハロプロは素晴らしい環境を提供しているのだということがよくわかる。しかし、モーニング娘。やその他のグループを卒業してソロになった人たちに、歌やダンスのキャリアで大成功を収めている例がほとんどないのを見ると、最初から「アイドル」としての活動を主ターゲットにしているアイドリングのやり方が正しいのかもしれない、と思ったりもする。その意味では、アイドリングはむしろ中途半端であり、AKB48のように開き直って振り切るのが最適なのかもしれない。

道重さゆみのファンとしては、彼女の将来の戦場がステージではなくテレビなどのメディアになることがはっきりしているので、話は複雑だ。この点では、彼女はここ1~2年でこのクラスの競争相手たちに一気に差を付けて一定の地位を確立したといっていい。差を付けられたアイドリングの側から見ると、モーニング娘。のブランドとスタート地点の差はあっても、やはり道重さゆみはそれだけの力を持っていると強く感じる。その力のうちのいくぶんかは、モーニング娘。といういい環境で箱入り娘として育てられたがゆえに得たものだけれども、同じ条件で育ちながらその力を持てないでいる人たちがほとんどなのだから、やはり彼女にユニークな何かがあるのだ。
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