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道重さゆみ、『今夜もうさちゃんピース』で前田憂佳の卒業について語る

10月末に前田憂佳の卒業が発表されてから1か月半経った2012年12月10日の『今夜もうさちゃんピース』で、道重さゆみが前田憂佳の卒業について切なそうな口調で語った。久しぶりに書き起こしすることにする。前田憂佳が卒業すると知ったときに、どんな気持ちになったかという質問に対して:


うーん、まあこれはですねえ、もう本当にショックでした。

もう、なんか、なんか胸がうーっってなりましたね。嫌だって思いました。あのまあ、小川紗季ちゃんが卒業したばかりっていうのもあったし、こうなんか新メンバーが入ってきたじゃないですか、スマイレージに。でまあ、なんかこれから頑張って欲しいなって思ってた矢先に、やっぱり、ゆうかりんまで卒業ってなって。しかも、やっぱさゆみの中ではスマイレージの、やっぱ、なんだろうな、いなくちゃいけない存在じゃないですか。あたりまえ。誰しもがいなくちゃいけないんですけど、でもやっぱすごい、おっきい存在だと思うんですよ。モーニング娘。の中での、そのまあ高橋愛ちゃんみたいな感じで。だから、まあ、私は愛ちゃんが卒業したらけっこう踏ん張り時だなって、今この時期は思ってるんですけど、スマイレージもそういう時期になるのかなとか。まあスマイレージじゃないので、みんながどう思ってるかわかんないんですけど、そういう危機感を感じたりとかもするのかな、とか。

でも、私はスマイレージだけじゃなくてハロープロジェクトとしてもピンチだと思ったんですよ。やっぱり、ゆうかりんの存在は、スマイレージだけじゃなくって、こうハロープロジェクト・モベキマスの中でも、やっぱなんだろう、こうキラッとしてる存在だったし、ゆうかりんがいるから心強いみたいな。もうモーニング娘。の中で私は愛ちゃんがいるから、ほんとに歌もダンスもできて、顔も可愛くて、優しくて、なんか愛ちゃんがいるから私モーニング娘。にいるっていうなんか、すごい誇りみたいなのがあって。で、ゆうかりんに対しても、ちょっとそういう似たようなものを感じてて、こう、ゆうかりんっていう存在がいるからハロープロジェクトって強いなとか、やっぱゆうかりんみたいな子って他にいないので、あんなに可愛いのにぜんぜん飾ってなくて、天然で、もうほんとにほんとに可愛いから。

そのゆうかりんがまさか辞めるなんてほんとに想像もしてなかったんで。もうしかも、それをメールで知ったんですよ。そのスマイレージのマネージャーさんの。もう家で、えって思って。ご飯食べてたんですけど、もうその後ほんと、食欲止まっちゃって。ご飯喉通んなかったぐらいショックでしたね。もうなんか、えーって思って。まあでもほんとに、ゆうかりんが自分で決めた道だからってもう思うしかなかったんで、そうやって前向きに考えて、前向きな卒業で、これからのスマイレージとしても、新メンバーが入ってきて新しいスマイレージっていうので、もうこれからも見守って行きたいなとは思ったんですけど。

いやー、まだショックですね。だから、この間、よみうりランドでイベントさせてもらったんですけど、ゆうかりんとステージ立つのが最後なんだなぁとか思うと、けっこう感慨深かったりとか、別にそんなにゆうかりんと仲良くしてはなかったんですけど、個人的にはすごいたくさん見てたし大好きだったので、けっこうなんかいろいろ思うことがあったりとかして、けっこう切ないもんですね。うーん。

いやーこう来年、ハロープロジェクトどうなっていくんだろうって、やっぱ、ゆうかりんのその、一人の、前田憂佳っていう存在はすごいやっぱ大きかったなあと思いますね。


「モベキマスってなに??」第8回のときと同じく、ハロプロのメンバーが前田憂佳の卒業について記録に残る形で熱く語ってくれることがとてもありがたい。もちろん「部屋の中の象」は彼女の離脱を防げなかったハロプロ/アップフロントのあり方であり、これにはさすがに直接には触れなかったけれども、彼女の卒業がハロプロ全体にインパクトを与えるような大事件であるという認識を表明してくれただけでもほっとする。


前に「モベキマスってなに??」第1回の感想でちょっと触れた、一つ気になっていたことを。

私はいろんなものの好みが道重さゆみと合わないのだけれども、アイドルの好みもその1つで、彼女が理想とする「天然でかわいいアイドル」がどうも好みではない。これは、道重さゆみが自分に似ていない人を好んでいるのだから当然の結果ではある。そんな中、前田憂佳だけは私も嫌いではなかった。

私にとっての前田憂佳は、福田花音とやっていたラジオ番組『FIVE STARS』での印象がとても強い。あの番組での彼女は、頭の回転が速くて、自意識が強く、シニカルなユーモアのセンスを持っている人だった。この側面は4人でやるラジオ番組やテレビ番組やライブではあまり表に出てこなかったが、それは自意識を表に出すことへのためらいのせいだと思われた。これは私の理解する「天然」とは対極のあり方だ。


いろんな解釈が可能な話だが、アイドルとしての前田憂佳が多面的な魅力を備えているという風にまとめると収まりがいいので、そうまとめておく。これにパフォーマーとしての能力と魅力も加わるのだから、この人が抜けたら大きなダメージがあるというのはたしかだろう。
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2011年9月14日『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』に高橋愛・道重さゆみが出演

2011年9月14日、ニッポン放送のラジオ番組『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』の「昇太の何でも番付」というコーナーに、高橋愛と道重さゆみが新曲『この地球の平和を本気で願ってるんだよ!』のプロモーションのために出演した(http://www.1242.com/takada/?YMD=2011-09-14)。これに興味深い話が出て来たので、メモしておこうと思った。


「これからのモーニング娘。に必要なこと」という質問に対して、道重さゆみが第二位に挙げたのが「振り付けを改めてみんなで揃えること」だった。ちなみに第三位は「ツッコミ」、第一位は「歌が歌える子」。どれもこの場で出すには内輪ネタにすぎたかも、と感じたが、この第二位はそういうのを越えて面白かったので、以下書き起こすことにする。


「振り付けを改めてみんなで揃えること」

モーニング娘。の振り付けは一個一個意味があったりとか、すごいなんか深かったりもするんですけど、昔の曲を、私たちってこうビデオを見て真似したりとか、先輩から教えてもらうこともあるんですけど、だんだん自分流になってきたりとかしてて、揃わなきゃいけないところが揃っていないとか、コンサートの引き映像とかで見ているとすごい気になったりとかするので、時間を取ってちゃんとやるべきなのかな、みたいなことは思いますね。このタイミングで。



そういうことを、こうやってやっぱり後輩がたくさん出てきたりとか、愛ちゃんの卒業が近くなってくると、愛ちゃんがいままで後輩に教えてくれたことを自分がしなきゃいけないから、愛ちゃんがいるうちにみんなで振り固めしておきたいみたいな。10期メンバーもそろそろ入ってくるので、9期メンバーもそれまでにちゃんと形を作っておいた方がいいのかなとはすごい思いますね。



ここで言っている「昔の曲」とは、具体的には『LOVEマシーン』と『恋愛レボリューション21』のことだ、ぐらいに言い切ってしまおう。レパートリー内の頻繁にやる曲で、ビデオを見て真似することができるような、特徴ある、全員が同じ動きをするような振り付けのもの。これらを含めて、コンサートで歌われるシングル曲は、そのツアーのために特別に振りが付けられたナンバーよりも出来がよくないように感じられる、ということ、またそのことから、これらの曲のステージ・パフォーマンス(さらにはテレビでのパフォーマンス)を管理して微調整する責任者がいないのではないか、ということは、このブログで何度か書いてきた。

『LOVEマシーン』や『恋愛レボリューション21』などのケースは、夏まゆみの作品であるがゆえにアンタッチャブルなものになっているのだろう、と想像できる。矢口真里が現モーニング娘。の振り付けは楽なものになっていると言ったとか、モーニング娘。誕生10年記念隊に参加していた新垣里沙が他のメンバーに「正式」な振り付けを教えた、というようなエピソードは、そのような雰囲気があることを示唆している。他のケースについては、単に専任の管理責任者を張り付けていないということだろうか。


今回の道重さゆみの発言(とそれに対する高橋愛の反応)からよくわかったのは、そのようなことを高橋愛が気にしていない、ということだ。「高橋愛卒業発表に思うこと」というエントリで遠回しに書いたことがあるのだが、要するに「高橋愛は他のメンバーにダンスを教えていない」ように見える。テレビ番組の『美女学』では、高橋愛が9期メンバーにダンスを教えているシーンがあったりしたし、ジュンジュンのダンス・レッスンに「泣きながら」付き合ったというようなエピソードもあったけれども、あれらは新人に対する個別指導であり、モーニング娘。全体の動きをどうこうするということはやっていないし、そもそも考えていないように見える。

もともと高橋愛は自分が出演した映像を見ない、ということが知られている。この秋ツアーで、「実は見ているんじゃないか」という疑念を田中れいなが提出し、それに対して高橋愛は(よく聞き取れなかったのだが、たぶん)「引き映像は見てるよ」と答えたのだけれども、そもそもこういう話が出てくること自体が、高橋主導の「コンサートの引き映像をもとにした反省会」みたいなものが開かれていないことを示唆している。


このような細部を知るにつれ、モーニング娘。のコンサートがああも高い完成度を保っていることが奇跡のように思えてくる。マイクロマネジメントをしないプロの仕事環境である、ともえいなくはない。だから成熟までに時間がかかったが、到達点が高かったのかもしれない。しかし、9期・10期メンバーが入ってきて、このやり方を続けていていいものなのか、ということなのだろう。


今回の道重さゆみの3つの回答は、こんな場で口にするにはふさわしくないかも、と思えるほど細かくてプラクティカルなものだったけれども、今後のモーニング娘。をどうしていくかという問題意識を持って考えていることが窺えてとても好ましかった。「メディア対応」、「ダンス」、「歌」という三大課題を真っ正面に取り上げて、それぞれにまっとうな答えを用意してきている。

どの点についても、高橋愛はある意味で「重し」として働いてきたわけで、それから解放されてからのモーニング娘。の展開が楽しみだ。あまりに多くのことが個々のメンバーのコントロール外にあるのが厳しいけれども、ファンとして、頑張っているところはしっかりと見て行きたいと思っている。

『今夜もうさちゃんピース』での「アイドル戦国時代」についてのコメントと春ツアー最終公演でのスピーチ - 2/2

前のエントリの続き。

この「アイドル戦国時代」は、女性アイドル・グループの群雄割拠の状態を指す言葉として昨年から使われるようになったもので、いま現在まで続いているこの状況は、日本のアイドル業界の歴史に前例のない新しい事態である、みたいなことを述べている文章をよく目にするから、そういうことなのだろう。

「戦国時代」(Wikipediaのエントリ)の終わりを、信長の登場の時点に見るか、徳川幕府の支配の完成の時点に見るかによってニュアンスが変わってくると思うけれども、AKB48の覇権は前提としてあり、その次の世代の挑戦者の地位を巡っての戦いのことを「アイドル戦国時代」と呼んでいるというのが、私の昨年からの理解だった。


昨年の夏に「アイドル戦国時代」を象徴するイベントが2つ開かれた。1つは道重さゆみが自ら見に行った「アイドルユニットサマーフェスティバル2010」(http://gree.jp/michishige_sayumi/blog/entry/490176345)。もう1つはアイドリングのプロデューサーが手がけた「TOKYO IDOL FESTIVAL 2010 @Shinagawa」。前者にはSKE48、スマイレージ、bump.y、ももいろクローバーの4グループ、後者にはこれよりも小粒の50以上の女性アイドル・グループが参加した(出演者のリストとしてはhttp://natalie.mu/music/news/35925がわかりやすい)。

これでわかるように、この「アイドル戦国時代」に、ハロプロからはスマイレージだけが参戦したという印象があった。あの時点でまだ業界3位のポジションにいたモーニング娘。は、業界1位のAKB48と2位のPerfumeとともに高みの見物をしていたという印象がある。

しかし、女性アイドル業界が盛り上がって他グループが勢力を拡大していく中、ハロプロはシングルを出すたびに勢いを落とし、2011年7月のいまの、シングルCDの売上げをもとにしたランキングは大きく様変わりした。AKB48とPerfumeが上位にいることは変わらないが、そのすぐ下にAKB48の関連グループやユニットが名を連ね、その下にものすごく無理をしてCDを売ったアイドリングとぱすぽ☆が来て、モーニング娘。はようやくその次に来る。アイドリングから下はいろんなグループが団子状態にあり、いつどんなきっかけで順位が変わってもおかしくないと思わせる状態にある。


このあいだモーニング娘。のメンバーたちは、この状況にあからさまに言及することがなかった。モーニング娘。はこのジャンルでのベテランであり王者なんだから、どんと構えていればいいのだ、という考えには一理あり、私もそう思うことがないわけではない。ただ、たとえば高橋愛がその立場を貫くのと、道重さゆみがその立場を貫くことには大きな違いがある。これはパーソナリティーやグループ内での役割の違いだけでない。自らアイドル好きで、ファンとしての視点からの情報を豊富に持っているだけでなく、メディアへの出演を通して他のタレントたちとの接触も多い彼女は、自分たちの状況の厳しさを一番切実に肌に感じているはずだ。

そこから出てきたのが、ブログを含む各種メディアでの、9期メンバーの猛烈なプロモーションであるのだろうし、今回の、「アイドル戦国時代」に参戦しているという認識の表明だったのだと思う。自分が、またモーニング娘。が状況を認識している、ということをファンに伝えようとする姿勢は、特に今年に入ってからはっきりと打ち出してきているように感じる。


この回の『今夜もうさちゃんピース』では、この発言の後に福田花音とドリームモーニング娘。についての話があったのが面白かった。福田花音に関しては、持ち上げつつも、ちょっと怖いお姉さん的な立場からの発言をし、ドリームモーニング娘。に関しては明石家さんまの「ドリームといっても悪夢やろ」を暗黙に支持した。この日は好戦的な心理状態になっていたのかもしれない。

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こういった状況全体が、現実世界にはみ出てきたリアリティ・ショウのように見える、というのは「リアリティ・スターとしてのアイドル」に書いたとおり。これを面白がる人がいて、ビジネスになるということはよく理解できる。握手会などのイベントに関心がない私は、いまのこの「アイドル戦国時代」を形作っているパラメータに切実な興味を持ちにくい。しかし、道重さゆみがこの戦いにモーニング娘。の名を背負って参加する、ということならば、もうちょっとちゃんと見ていかなくてはならないのかな、とも思う。ぱすぽ☆のライブに行ってみたのはそういう動機から、という面もあった。

『今夜もうさちゃんピース』での「アイドル戦国時代」についてのコメントと春ツアー最終公演でのスピーチ - 1/2

以前このブログでは、道重さゆみのラジオ番組『今夜もうさちゃんピース』の内容を毎週取り上げていたのだが、「ラジオ - 道重さゆみ」カテゴリの内容からわかるようにもうずいぶん前にやめてしまった。

もちろんいまでも毎週楽しく聴いている。ただこの人のラジオは一つ一つの言葉の選び方が面白くて、紹介しようと思うとどうしても忠実な書き起こしをしたくなり、バーンアウトしたのだった。

たとえば先週の7月9日の放送では、「花火といえば'何'花火ですか?」というリスナーからの質問に答えて花火との関わりを語ったのだが、その内容を1) お祖父ちゃんと海岸清掃して拾った花火で遊んだ、2) ネズミ花火がお姉ちゃんを追いかけるのが楽しい、3) 家族で花火をすると知らない人たちが寄ってきて楽しい、と要約しても、この4分半にわたる流れるような語りの素晴らしさはまったく伝わらない。この3つのエピソードをこの順に並べ、無理に「いい話」として盛り上げようとせずにさらっと話すこの話芸はもう名人芸だ。いったいどうやってこんな勘というかテイストを身に着けたのだろうかといつも不思議に思う。

それはともかく、この日の放送で、道重さゆみは「アイドル戦国時代」について興味深いコメントした。


しかし、これについて述べる前に、春ツアーの最終公演についてのエントリで触れた、アンコールでのスピーチのことを説明しなくてはならない。あのエントリでは簡単に済ませたが、ことの顛末はこんな感じだった:

脚の故障のせいで公演中に退場し、再登場してからは舞台の端に立ったまま歌い、最後の挨拶でも他のメンバーから一段下がったところに位置取った彼女は、自分の番が来たときに涙声になりながらも、ステージに立てていることのありがたみを実感できたから結果オーライ、という自己中ネタで笑いをとった。

さらにここから彼女はこんなことを言い出した。「ほんとはね、さゆみ、ちゃんとできてたら、ここに立って、絶対みんながウケてくれるコメント考えてたの」。ここで客席から笑いが起こるが、彼女は再び(しかし今回は明らかな演技調で)涙声になりながら「それだけが心残りで。でも、そんなこと言える立場じゃないから言わないでおくね」と続ける。これに対して客席からの「え~」という声が強くなるのを待って、一転して高飛車な口調で「あ、そんなに聞きたい?」と言う。

客席からの歓声を受けて、「じゃ行くね。用意してたコメントだから」という前置きをしてから、あたかも何もなかったかのような冷静な口調で「えまあ、最近は」と話し始めたところで、たしか高橋愛だったと思う、そのあまりの打って変わった冷静さにガクッとなったという感じで「あっはっは」と笑いはじめ、たしか新垣里沙だったか、「え、なに、コント?」と突っ込んだ。それに続く笑いとガヤが収まったところで、彼女はこう続けた。


最近はね、アイドル戦国時代とか言われてて、まあちょっと天下を取ってる方はいるかもしれないんですけど、私たちは諦めないし、私たち自身は負けてる気持ちじゃないし、モーニング娘。は日々進化していってって、いろいろ変わってる状態なのに、変わらずに応援してくれるみなさんがいるってことは、ほんとうにモーニング娘。って幸せ者だなっていうことをこのツアーを通してさゆみはひしひしと胸に伝わってきました。ほんとうにみなさんどうもありがとうございました。


このあと、たぶん新垣里沙からの「いいじゃんいいじゃん」を受けて「寝ずに考えた」などと言って笑いを取ったあと、「これからもコメントそして体調管理しっかりとしたいと思います。どうもありがとうございました、道重さゆみでした」と締めくくった。


あのエントリでは「そうとう厳しい状況からの見事な脱出である」と冷静な書き方をしたけれども、これはパブリック・スピーカーが聴衆を煽動していると表現した方がいいような状況だった。このような離れ技は「信頼関係のある」モーニング娘。のファンの前でしかできないようだが(ハロコンという場でもすでに危うい)、今後力を付けていって「聴衆」の範囲が広がっていったら、この人はものすごく遠いところまで行くかもしれないと予感させる。


それはともかく、この7月9日の『今夜もうさちゃんピース』でも、ちょっと唐突な形で「アイドル戦国時代」についての発言があったのである。

「天使さゆみと小悪魔さゆみ」のコーナーで、「この世で一番怖いものは」という問いに対し、天使さゆみは「お化け」と答え、小悪魔さゆみは「お笑い界の派閥ですよ」と答える、という投稿ネタを読んだ後に、自分はお笑いじゃないと言い、「むしろアイドル界の派閥の方がいま怖いですよ」と続けた。


いまアイドル戦国時代と言われてて、でもさゆみ戦国時代の意味がずっとわからなかったんですよ。テレビとかでスマイレージとか、あとももいろクローバーさんとかがアイドル戦国時代と言われているので私たち頑張りますって言ってて、どういう意味なんだろう、戦国時代、そんな難しい言葉使われても、と思って、このあいだお母さんに聞いたら、安土桃山とかそういう時代のときに、誰が天下を取るかみたいなことで戦ってたから、いま戦国時代と言われて、誰が天下を取るかっていうので戦国時代って言われているんだよ、って言われて、ああそうなんだと思って納得したんですけど、いま天下取られている方がいるじゃないですか。だから、あっそー、えって思って、へぇーーーという気持ちでしたね。あーなるほどなーと思って、納得したかったけどしきれない気持ちでもやもやっとしましたね。



この回がいつ収録されたのか不明だが、6月26日の千秋楽の直前か、そうでなければそのすぐ後。コーナーに来たお題の内容からすると強引な流れで、いずれにせよ千秋楽でのあのスピーチと関連性があるとみなすべきだろう。

じゃあ、この2つの発言はどのような文脈で理解すればいいのだろうか。

長くなってきたのでエントリを分ける。

『今夜もうさちゃんピース』で「さゆーストリー娘。」についてコメント

7月2日の『今夜もうさちゃんピース』で、6月15日の『ユーストリー娘。』とその後の「さゆーストリー娘。」についてのコメントがあった。とても興味深い内容だったのだが、書き起こしを始めるとこちらがバーンアウトしそうなので、特に面白かったポイントを2つ。


田中れいなとのテレビ仕事の後、「歌う仕事」をこなし、昼寝をして元気が出た彼女は、『ユーストリー娘。』が始まる前に、9時を過ぎても仕事ができるメンバーだけでもっと喋りたい、とスタッフに訴えたのだが、「でもそれを思っているのは道重だけだから無理だよ」と言われたとのこと。

道重さゆみのアウトプットとエクスポージャーが突出している理由というか背景が垣間見えるエピソードではある。


もう一点。「さゆーストリー娘。」はおそらく機器の電源が落とされたときに唐突に終わったのだが、道重さゆみは放送が途絶えたのを知らず、あの後も10分ほど喋り続け、カメラの近くに寄るなどのお遊びもしていたという。

ということはライブ・フィードをモニターするための機材も撤収されていた、ということなのだろうか。本人はiPadを持って、おそらくTwitterを見ていたわけだが、そこから放送が切れたことがわからなかったのだろうか。などなど、不明な点がいろいろあるけれども、まあ追究してもしかたがない。



会社に対して要望が多く寄せられたら、この「さゆーストリー娘。」がレギュラー番組になるかもしれない、とのこと。トークは『今夜もうさちゃんピース』がプライオリティだから、「さゆーストリー娘。」では企画ものをやりたい、という。

彼女が自由に喋る番組なら、それこそ何時間でも楽しく見られると思う。道重さゆみのファンならばまず間違いなくそう思うのではないだろうか。いわゆる「電話帳を読んでいるだけでもいい」という状態。

ただ、彼女のキャリア・パスを考えた場合、いまそういうことをやるのが望ましいのかは微妙なところだ。そもそも『ユーストリー娘。』は、Ustream上にアーカイブを置かず、YouTubeにアップロードされた動画も消されていて、一般向けのコンテンツとしてのプレゼンスはゼロに近い。いまの道重さゆみをこんなもの(の類似品)に投入する意味があるのだろうか。「要望を出す」という具体的なアクションを示唆されると、こんなことを考えざるをえなくなる。

今夜も☆うさちゃんピース 第206回 - 20101017

2010年10月17日のCBCラジオ『今夜も☆うさちゃんピース』。

お姉ちゃんから写真付きのメールが来て、新しい猫を飼ったという。その猫がいなくなって、ベッドの布団の下にいるのかもしれない、その上で寝たから死んでしまったかもしれないと言う。結局、布団をめくれないので、友達に来てもらってめくってもらったらいなかった。

「さゆの小部屋」。「アイドル・サマー・フェスティバル」の話。感動しましたね。アイドルって素晴らしいって思った。パワーを感じましたね。アイドル・パワーっていうか。まずすごい顔が可愛いから、画面に映ってそれだけで癒されるし、一所懸命頑張ってる姿が、汗かいて、パワフルに踊ってて、あ、こんな風に頑張ってるんだな、さゆみの知らないところでこんな風に頑張ってる子たちがいるんだな、っていうなんか、アイドルがすごい好きなんですけど、けっこう年下の子たちが多かったので、私より、10代の子が多かったので、すごいなんかお母さん的気分になるというか、ああみんな凄い頑張ってるんだ、どれぐらい練習してるんだろうとか、ちゃんとご飯食べているのかなとか、そういう気持ちにもさせてくれるというか、すごい楽しかったですね。ももいろクローバーさんたちはほんとにパワフルで頑張ってるなという印象で、スマイレージはもうほんとに圧倒的な脚の長さで、この子たちはほんとに凄いと思いましたね。あとスマイレージの子たちは衣装を3個ぐらい着てて、他のチームは一つだったんですけど、重ね着を3つしてて、でもスマイレージ、さゆみが見に行ったときは4チーム中3チーム目に出てきて、1チーム目2チーム目は衣装替えがなかったんですよ。なので衣装替えがないものだと思ってて。で、すごいもこもこした服で出てきて、ああんな衣装で出てくるんだ、首すごいつまっててかわいそうって思ってたら、早替え用だったらしくて、どんどん脱いでいってすっきりしていって、あ、なるほどこれが本来の姿だよな、なんかもう、ほんとにさゆみが「めちゃめちゃいけてる」っていう番組に出させてもらって、おにぎり持っている人、裸の大将にさせられたときみたいなかっこうだった、それは言い過ぎだけど、スマイレージの子たちが、あんなに顔が小ちゃくって、脚が細くて、体とかも薄っぺらいのに、あんなに重ね着をさせられちゃったという感じの格好で、もったいないってすごい思ってたら、1曲2曲歌ってどんどん脱いで言ってくれたので、あよかった、かわいい姿を他のファンの方たちにも見せれてよかったねっていう、いちおうハロープロジェクトの先輩として、今日も可愛いよかったよかったっていう気持ちになったんですけど。

あとは、凄く感動したのは、みなさんかわいくて踊りも切れがあってと思ったんですけど、SKE48さんは凄い人数がたくさんいたのに、凄くダンスがまとまってたんですよ。スマイレージの子たちもダンス頑張っていたし、ももいろクローバーさんたちもbump.yさんとかも、それぞれいいところと言うか、すっごい上から目線で言ってますけど、見てて個性があって楽しいなとか、釘付け? 目が離せなくなったりもしたんですけど、SKEさんはプロだなというか、ダンスがすごく揃っていて、なるほどねこんな風に見えたら、2階席で見てたんですけど、揃ってるとこんなにも気持ちがいいという感覚になれるんだなと思ったので、モーニング娘。も負けてられないなという気持ちにもさせていただいたので、すごい可愛くて癒されたし、もっともっと頑張ろうという気持ちにもなれたので、すごく楽しかったですね。あとはさゆみ個人的には、スマイレージのみなさんが「道重さんが見に来てます」といって画面で紹介されたのですごく恥ずかしかったですね。メイクしていけばよかったなっていう、後悔はそこだけですね。


9月14日が高橋愛の誕生日だったが、何かプレゼントしたか、という質問に対して。愛ちゃんはオシャレだし、物欲がすごくあるから大量買いする。何でも持ってる。物を恵んでもらっている立場なので、何をあげればいいかわからない。「ヤンタン」のスタジオが寒いので、タオルケットにした。それだけだと寂しいので、入浴剤と手紙を書いて渡した。


8月25日の「ファッショナブル」打ち上げ会の話。次はどんな役柄にチャレンジしてみたいかという質問。「女子高生の役がしたい」と発表した。制服が着たいという気持ちを込めて。21歳で若干イタくなる前に、ぜひ女子高生役にチャレンジしたいと思います。


「顔はぶたないで、私女優なんだから」のコーナー。1つ目のセリフは「汗ばむわ~」。テレビ番組で毒舌を吐いている自分の姿を見て「汗ばむ」という話で、そのときの周囲の様子を思い出す。毒舌を吐いたときよりも、その後で、毒舌を吐いたことを後悔しながら後ろの方に無言で映ってる様子を見て汗ばむ。「うわー、いま反省している顔してる」とか「このときへこんだんだよな」とか。みなさんが思っている以上にさゆみはいろんなことを感じてるかもしれないです。

2つ目のセリフは「もちろん」。ダンスの練習をしていないのに、してきたかと問われて「もちろん」。さゆみは一回下げといて、道重って意外とできるんだねって、すごい悪知恵ですけど、そういうふうにしちゃうクセがあるんですよね。それが最近バレてるので、やりやすいですね。


エンディング。「妄想セクシーワード」は「玉入れ」。これはあれですね、物事をひん曲がった見方しすぎですよね。まあちょっとなんか、これを言われると小学生とかが「玉入れ」すごいすきとか言ってる子が、違う見方しちゃいますよね。こんなこと言ってるさゆみもどんなものなのかなと思うんですけど。確実にさゆみ動揺してるじゃん。

横浜アリーナでの追加公演の話。大きいところでやるのは久しぶりなので、ホールにすごく慣れてるので、ファンの人たちと近いのが慣れている野で、遠くの人たちにどう見てもらおうっていうので、いま研究をしたいなと思っている限りです。

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「アイドル・サマー・フェスティバル」、正式名称は「アイドル ユニット サマーフェスティバル2010」。ハロプロのテレビ番組『美女学』でスマイレージの出演部分を中心とする紹介があったので、その部分は私も見た。道重さゆみのアイドルについてのトークは相変わらず面白い。今回のを聞いて改めて確信したのだが、この人は基本的に歌に関心を持っていない。とにかく、ダンスや衣装を含めた「外見」が「かわいい」かどうかが重要なのである。この点では一貫性がある。


「顔はぶたないで、私女優なんだから」のコーナーは、やはり素晴らしい。出されたお題に反応しての演技もそうだが、その後のコメントが面白く、ほんとうに頭の回転が速いんだなと思わされる。

「いま反省している顔してる」の件。道重さゆみがテレビ番組などで自分のルーチンである「毒舌」を披露しているとき、それを反省しているという雰囲気がまったく見えてこない、というのが私の印象である。「反省している顔」は本人にはわかるのだろうけれども、視聴者の立場からだといつも完全に演じきって堂々としているようにしか見えない。それだからこそ、一部視聴者からの反発がものすごく強かったのだろうと思うし、ファンにしてみるとスリリングなのだ。


「妄想セクシー・ワード」などで下ネタはときどき出てくるし、道重さゆみはモーニング娘。のメンバーの中では積極的にボールを拾っていく方だが、今回の「玉入れ」はかなりインパクトが強い。何よりすごいのは、「これを言われると小学生とかが「玉入れ」すごいすきとか言ってる子が、違う見方しちゃいますよね」と言ってるときに想像しているのが、小学生の女の子である、ということだ。アイドルである自分が番組の企画として「玉入れ」という言葉を言わされてエロいから恥ずかしい、という企画本来の凡庸な趣旨から離れて、「小学生の女の子が「玉入れ」と言っているのを聞いてエロいなと喜んでいる自分」をすぐに妄想してしまったその自分が恥ずかしい、というメタのレベルに持って行っているわけである。

企画者が投げてきたボールを打ち返すというか、想定されていたものとは別次元の高所に話を持っていくというか、とにかくこれは素晴らしい。

今夜も☆うさちゃんピース 第205回 - 20101010

2010年10月10日のCBCラジオ『今夜も☆うさちゃんピース』。

秋ツアーの話。今回は、衣装はすごい可愛いんですけど、なんといってもお腹出しがすっごい多いんですよ。今回はなんかつんくさんの意向的に、なんか今回はお腹を出せというのがあったらしく、今までだったら衣装さんと相談して、あの私あまりお腹に自信ないんでちょっと隠してもらっていいですかとか言って少なめにしてもらったりとか、そのお腹が出てたとしてもその量を減らしてもらったりとかしていたんですよ。生地を増やしてもらって。なのに今回はつんくさんが「出せ」って意向らしくて、そのさゆみの、衣装さんとの「すみません」という裏のやりとりが通じないんですよ。だから今回はすっごいお腹が出てて、めっちゃ恥ずかしいんですよね。なんか踊ってたりとかしても、こうどっかで、あ、いまお肉載ったとか、絶対「????(聞き取り不能)」とか、そういうことばっかり、もうこういうことをまたラジオで言うと、見られちゃうから言いたくないんですけど、でもなんかさゆみは、っていう前置きがあってこそ見て欲しいというか。そうじゃないと恥ずかしくて、そういう気持ちでやってるって思ってもらっとかないと、気づいてないのかなって思われてもイヤなので、さゆみはいちおう本人は気づいているよってことをここでさゆみのファンの人にはわかってもらいたいなと思って、冒頭からお腹の話ですみませんなんですけど。今回のライブはいろんな曲に挑戦しているっていうのもあるんですけど、リハーサルが短かった割にすごい大変だったんですよ。というのも、ダンスがめっちゃ難しくて、オープニングからすごいダンサブルな曲があるんですけど、もうこれが苦手でしょうがなかったですね。すっごい頑張りました、だからリハーサルは。何度も何度もみんなでそろえたりとか、あとはなんか、高橋愛ちゃんが朗読劇の方のリハーサルと同時進行だったのでなかなか来れなかったりとかしたので、愛ちゃんがいないところでみんな7人でやってたりとかしてて、でもしさゆみこれ愛ちゃんの立場だったりしたら絶対についていけないなと思うんですけど、愛ちゃんは来たらすぐできるんですよね。きっと裏で練習してたりとか、お家でビデオ見たりとかもしてるんでしょうけど、さすがリーダーちがうなと思って、そこはほんとに改めてこうやって同時進行できるからこそ仕事も入るんだなと感じたので、もっとさゆみも頑張ろうって思いました。

「さゆの小部屋」。SCANDALのギタリストが道重さゆみを崇拝しているという話。ルックスはさゆみんと真野ちゃんを足した感じ。知らなかった。さゆみんと真野ちゃんを足した感じだと、ただのさゆみですよね。ただの真野ちゃんかただのさゆみかのどっちかだと思うんですけど。嬉しいですね。似てるってことはナルシストかもしれないですね。気が合うのかなって思うので、ぜひゲストに来て欲しいんですけど。Wikipediaで調べる時間をいただいてからぜひ。

6期デビュー曲の「しゃぼんだま」のインタビューで、男性の価値は何で決まるかという質問に、「面白い人が好きだし、頼りになる人も好きだし、イケメンも好きです。完璧がいいです」と答えていた。えーーー、私こんなこと言ってるんですか。アホ丸出しですね。こんな欲張りだったんだ、昔。このとき13歳とか14歳なんですけど、逆にそういうのに興味がないから誰でもよかった。贅沢者ですよね。14歳の小娘が、田舎から出て来たばっかりで。いま答えるなら、何事にも一所懸命な人がいいですね。ふふふ。100点満点のアイドルの答えですけど。人間として大事なことだなと思うし。コンサートとかやってて、立って一所懸命一緒になって歌って踊って応援してくれている人を見ると、ほんとに心からきゅんと来るんですよ。座っている人も嬉しいんですけど、立って欲しいという気持ちがあるんで。立ち上がれる方は一緒に立って歌ってほしいなという気持ちで。あと、さゆみは調子にのるとすぐ口が悪くなるので、冗談であることをわかってくれて一緒に乗ってくれる人がいい。

唐揚げの横に一口大のパイナップルが置かれていた。酢豚にパイナップルやポテトサラダにリンゴが入っているのは大丈夫か? さゆみだったら食前に食べます。パイナップルを。久住小春が健康面に気を遣っていて、ブログに、フルーツは体に何も入っていないときに入れると体にいいと書いている。さゆみも21にもなってきて体をきれいにしたいと思う。でもどうなんですかね。きっとお店の人も意味なくやってるわけじゃないと思うので、昔だったら食べなかったと思うんですけど、お店の人もいろいろ考えた上でこれがいいと思って、いろいろ練って練って何年もかけて一つの商品を作ってるわけだから、その人のことを尊重したいなという気持ちを込めていただきますね私なら。だってショックじゃないですか、一所懸命作って残したりとか、一所懸命ラジオやって誰にも聴かれなかったら、そんな無念なことないから、さゆみもされていやなことは人にしちゃダメって小学生のときに先生から学んだので、ぜひ食べてあげたいなという気持ちでいます。

「ふるさと」の「マイマザー」のところに「マイファーザー」と被せて「さゆからパパへのラブメール」というコーナー。日頃なにかとぞんざいに扱われているさゆみんの父、パパ重へのメールの文面を募集するという企画。(メールを一通読んだあと)大好きって言葉は長いあいだ言っていない。幼稚園のときとかに「お父さん大好き」とか言ってたと思うんですけど。(二通目を読んだ後)ほんとにさゆみって普段、お父さんにメールをしないんですね。この企画があるからと思って、今日お母さんからお父さんのアドレス聞いてきたんですよ。それぐらいの勢いなんですよ。携帯見たら、メモリ見たらお父さんという枠が消えてて。この間もお父さんから電話かかってきたんですけど。実家にいるから、山口にいるから家電(いえでん)から掛けてきて、お姉ちゃんと私が東京と山口で離ればなれになっているときに、お姉ちゃんの名前で登録していたから、あ、お姉ちゃんだと思ってテンション超あがって「もっしもっしー、どうしたのー」って出たらお父さんだったんですよ。超低い声で「もしもし、なんかテンション高いねさゆちゃん」って言われて。それからはなんか、一回「もっしもーし」って出ちゃったら、吹っ切れたというか、お父さんに優しくしようって思えたんですよ。なので、もう一回掛かってきたときには、3秒ぐらいは悩みましたけど、出るか出まいか、そろそろ優しくしようと思って、「もっしもーし」って出たら「あ、どうしたの、さゆちゃん」と、声を聞いた瞬間、あ、やっぱお父さんこういうテンションなんだなと思って、「あ、明日もはやいからじゃあね」って言って早めに切りました。


エンディング。お父さんから返事が来たらみなさんにお伝えしたいと思います。お楽しみに~。

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今回のツアーの衣装で腹部が露出しているという件。私も初日の公演を見たときの感想でジュンジュンの腹部の肉に言及している。

ただ正直に言うと、私はモーニング娘。の肌が露出されていてもそんなに嬉しくない。モーニング娘。メンバーは集団で、また個人でも水着を着た写真を公開しているが、驚くほど色気が感じられないのだ。これは明らかに個人の好みの問題であり、モーニング娘。は明らかに私とは趣味が違う人たちによって(この方面での)方向性が定められ、趣味が違う人たちに向けて売られているのだな、と感じることが頻繁にある。ジュンジュンは違う経路で入ってきたこともあってちょっと異色なので、腹部の肉にも注目したくなるわけだが。

今回の放送の話から察するに、本人たちの間では、腹部を出すということがエロティシズムに直結するという感覚がないのだろう。ただひたすら、自分の体型が気になるということだ。もちろん、そのことを前提とした羞恥プレイとして、露出の多い衣装を楽しむ、ということもあるのだろうけれども、ステージ上での彼女たちは堂々と振る舞っているからそこも大きな突破口にはならない。

純粋なエロティシズムという観点だと、今回のツアーでは新曲『男と女のララバイゲーム』の衣装が一番エロいと思う。背後に何か異様なコンセプトがありそうななさそうな、よく分からないものなんだが、胸の部分に何か詰め物をしている感じの膨らみがあり、胴部が緩い感じに締まっていて、私は第一印象として「ノーム」と書いたが、奇妙な手の振りとあいまって、レトロ・フューチャー的なキッチュなのだ。

でも、前にも書いたけど、あれで『涙ッチ』を歌ってはダメだろう。

オープニングのダンスについて。初日に初めて見たときにはさすがに「おおっ」と思ったぐらいに、いままでのモーニング娘。にはあまりない「かっこいい路線で統一したコレオグラフィー」である。その背景にこんな話があるというのは興味深い。あのパフォーマンスを見て、彼女たちが苦労したということなんてまったく想像できないわけで、見られる形に仕上げてくる彼女たちの能力はすごいものだと改めて思う。


コンサートでファミリー席以外で座っている人なんてほとんどいないと思うし、いたとしたらそれは体の方に何か事情がある人だと思う。劇場の作りにも若干左右されるけれども、着席を義務づけられているファミリー席を別にして、1階最前列と、ファミリー席のすぐ後ろの席を除くと、原則として立ち上がらないとステージがまったく見えないから立つしか選択肢がないのだ(立っても、身長を含むいくつかの要因によっては、視界が著しく制限されるが)。

それでも今ツアーでは近くに椅子に座る人を何回か見た。1人はかなり歳をとっている人で、長時間立っていられないらしく、立っては座ってを何度か繰り返した後、最後は座りっぱなしとなった。また、チケットが不要なぐらい幼いこどもを連れてきている夫婦が、こどもが興味を失い気味であること、またたぶん抱いて立っていると疲れることから、途中から座りがちになっていた。どちらのケースでもステージの様子はまったく見えなかっただろう。あと、最前列で座っている人は、最前列じゃないと近くで座って見られない体の事情があるからわざわざ最前列のチケットを入手した人である可能性が高い。

観客の歌う・踊るはまた別問題で…

今夜も☆うさちゃんピース 第204回 - 20101003

2010年10月3日のCBCラジオ『今夜も☆うさちゃんピース』。

Berryz工房がハワイのファンクラブ・ツアーから帰ってきて、菅谷梨沙子からメールが来て嬉しかった話。梨沙子ちゃんからのメールは保護メールにして大事にとってある。自分のは保護メールにしていないが、残っていたので読んでいたら、忘れていたけど自分から彼女に、ハワイから帰ってきたら絶対にメールしてね、と2回ぐらい送っていた。「梨沙子ちゃんがいない日本はつまんないよ」などと書いていた。梨沙子ちゃん、引いたんじゃないかと思う。

「さゆの大部屋」。タクシーの運転手との会話は得意か、面白かったエピソードはあるか、という質問。苦手も得意もそんなにない。タクシーの運転手さんに合わせる。怖い人の場合は、何か言って怒らせて森の奥とか連れて行かれたらどうしようとか思っちゃうんで、とりあえずじーっとして早くお家つかないかな仕事場着かないかな、という感じなんですけど。さゆみということがバレたとき、お家の場所がバレるのが怖い。タクシーの運転手さんからお家がバレるという話をよく聞く。タクシーで寝ていて、もうすぐ着きますよと言われた。「はーい」と答えてもう一回寝たら「もう寝ないでください」と言われた。

道重さゆみが可愛いリスナーさんの写真を集めてにやにやするという新企画「道重さゆみ、アイドル・ファイル」の案。いいと思います。一般の子って思った以上にすごい可愛い子多いじゃないですか。バラエティ番組で、芸人さんがロケに行って声を掛けている女の子って可愛い。道重ファミリー的な感じでユニットとか作れたら超楽しい。

全国の受験生に向けて応援メッセージを、というリクエストに応えて。小学校のときに中学を受験した。それも結果落ちたので、学校で受験して受かったためしがないからアドバイスとかできないんですけど、なんでも頑張った分だけ何か絶対返ってくると思う。「頑張ってね」(音楽とエコー入りで)。

夏休みの熱海旅行の話。温泉に入った話。いちど寝てから一緒に温泉に入ろうと言っていたが、お姉ちゃんが起きない。お母さんが目を覚まして、軽く怒ったらすぐ起きた。やっぱお母さんって怖いんだなと思った。お姉ちゃんは熱がりで、すぐ温泉から出てずっと扇風機の前にいた。

どのコーナーが好きか、という質問に答えて。ごめんなさいゼリフになることが多い「クイズ・シゲサゴン」はそんなに好きじゃない。ほんとに恥ずかしい。知らない歌だとよけい音程がぐちゃぐちゃになる。さゆみが好きなのは「顔はぶたないで、私女優なんだから」。いろんな想像ができて、エピソードがしゃべれるのが好き。「もしもさゆみん」も好き。もしもこうだったらというのを想像できる。「道重裁判官」も好きだった。人の失敗を読んでいるのがすごい楽しかった。世の中では、人っていっぱい失敗をしてきているんだな、と勇気をもらえる。

エンディング。柳原可奈子のラジオ番組で、道重さゆみの曲を流していたという話。ほんとにありがたくて、嬉しくて、思わずパソコンで音源を聴きました。さゆみのことをすごいいい風に言ってくださって、後日テレビの収録でお会いしてありがとうございます、と言うと、すごい謙遜されて、すごい嬉しかったですね。柳原さんってお肌ぴっちぴちでほんとに可愛いんですよ。そんな可愛い人に応援されるってことが嬉しいなと思いました。これからもよろしくお願いします。

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バックログが溜まってきたので簡略版で。

ラジオ番組のコーナーの話。「顔はぶたないで、私女優なんだから」という企画は、1つの短いセリフを3通りの指定されたシチュエーションで喋る、というものなんだけれども、これはけっこう凄いと思う。ほんとうにぶっつけ本番でやっているのならものすごい、というぐらい的確な表現をする。演技力もあるが、セリフの背後にあるシチュエーションについての解釈と洞察に感心させられることが多々ある。

柳原可奈子のラジオ番組の話。聴いたというのは http://www.youtube.com/watch?v=6aCTGRrBj3Q のことだろうか。「柳原可奈子のワンダフルナイト」というニッポン放送の日曜夜の番組で、他に手軽に聴ける音源としては http://www.youtube.com/watch?v=oN1-1IUZl5E がある。この人は語りのスキルが高いが、それ以上にハロプロのファンとしてのスタンスが面白い。

今夜も☆うさちゃんピース 第203回 - 20100926

2010年9月26日のCBCラジオ『今夜も☆うさちゃんピース』。

いまやっている秋のコンサート・ツアーの話題。リハーサル初日に、スタッフを含めた全員で輪になって、1人ずつリハーサルから本番最終日までの目標を言う。前回は「冷静に」というのが目標だった。できたときもあったが、できなかったときの方が多かったので、今回も「冷静に」にしようかと思ったが、それだと手抜きしている感じがするとおそれて、ここは違うこと言った方が好感度いいかなと冷静な判断をして、「極力文句を言わない」にした。わたしけっこう口を開けば文句なんですよ。文句というか弱音というか。「もうできない」とか「はぁー」とか、マイナス指向の言葉が多くなってしまうので。「文句を言わない」にするとストイックな目標を達成できる気がしなかったので、逃げられるように「極力」を付けた。でも今回は成長したなと思ったのは、振り付けとか、いままで右手を挙げていたのを左手に変えるとかがあると、「へぇー、いままでは右手だったのに難しいな」などと言っていたが、今回は「光栄です~」と言えるようになった。あえてそのことを言わないと結局はやっていられない。光井愛佳とかは普通に「はい」と、アピールせずにちゃんとできるが、さゆみは私頑張ってるんですよということを言わないと頑張れない。他のメンバーの目標は、すごいいいこと言っていたが、忘れたのでいつか発表したいと思います。


「さゆの小部屋」。テレビ番組でのニコラス・ケイジとの共演について。ミスター・マリックが手品で変身するという趣向だったのだが、そのときニコラス・ケイジのことを知らなかった。みんな「きゃー」と言って、さゆみも「きゃー」と言ったが、それは手品が凄いと思ったから。でもみんなの「きゃー」がお客さんがハートの目をしていた。いま海外の人みんな好きなんだな、K-POPとか流行っているし、女の人は基本海外の人が好きなんだと思って、すごいなーと思って、海を渡っちゃったらこんな人気者になれるんだって感じだったんですよ。さゆみ的にはエキストラかと思ったんですよ。そしたら普通にMC席とかに座りだして。えっ、なんでだろうと思って。通訳さんとかもいるし。え、この人すごい人なんだと気づいて。それからは場の空気に合わせますよね。とりあえず、なんか映画の番宣とかを見たので、こういう凄い映画にたくさん出られてる方で、顔を見たらみんなわかる人なんだとそこで気づいて、やっと誰かに自慢できるんだなという気持ちになりました。そのときニコラスさんが握手してくれて、さゆみはそのときはまだエキストラだと思っているときに握手したので、あ、この人けっこうミーハーなんだなと思って。中居さんとか釣瓶さんとか、ゲストのさゆみとか全員と握手していたんで、あ、この人ミーハーな方なんだ、エキストラなのに。名前は知ってたので、すごい人だと思って、海外が大好きな高橋愛ちゃんに次の日、「きのうニコラス・ケイジさんと共演したんです、握手もしたんです」っていったら、「すごーい。手触らせて」って言って、愛ちゃんと握手できたんですね、ニコラスさんのおかげで。感謝してますね。知ってるハリウッド俳優さんはレオナルド・デカプリオさんとか中国のチャン・ツィーさん。村上ショージさんが好きって言ってたのでそれで覚えました。


6期のディナー・ショーの話題。リハーサルのときに、『大スキ』はけっこうノリノリだしキーがあうが『蝉』はちょっとAメロとか低めなんですよ。で、1曲ぜんぶ歌いきったら、すべて音程がぐちゃぐちゃだったらしくて、でもさゆみぜんぜん気づかなくて、すごい気持ちよく歌ってたんですね。で、一回歌い終わったらマネージャさんが2人ぐらい走ってきて、「いまのぜんぶ違うの気づいてる?」って言って、「えー、気づいていないです。マジですか、どこが違います?」、「いやぜんぶだよ」みたいな。「途中ちょっと持ち直したけど、基本ぜんぶ」って言われて、「えーーーーー」って思って。こんなに気持ちよく歌い上げたのに、恥ずかしいって思って、えっどうしようって思って、ほんとに悩んだんですよ、どうしようって思って。そしたら、えりが、いまピアノで弾いてもらったらって言って、生演奏だったので、ピアノの人に「あのちょっと弾いてもらっていいですか」って、リハーサルでピアノでちょっと練習させてもらって、で、そこで気づいたのが、最初の音をわかればその後は普通につなげられるんですよ。でも最初の出だしがわかんないから、出だしで音程を外したら、そのまま外したまんまで歌っちゃうんですね。だから初めの音さえわかれば、さゆみはできるんだって思って、ピアノの人に、お願いをして、「済みません、あのイントロのところで、初めのAメロの頭の音を一回だけ鳴らしてもらっていいですか」って言って、一回だけ本番も全部の回、『蝉』だけはイントロで初めのAメロの1文字目の音を出してもらってるんですよね。「ぴー」って。それをめっちゃ耳をすませて聞いて、もうそれしか神経行ってなくて、とりあえず聞いて、それをちっちゃい声で「るーーーーー」って言っておきながら、そっから歌い出すというテクニックで歌ってましたね。まあそれでもところどころ不安定でしたけど、リハーサルよりはぜんぜん大丈夫だったと思います。マネージャさんも大丈夫だった安心したといってたのでよかったなぁと思いますね。そんな思い出があります。


ファッション雑誌を見ない女の子からのメール。中学生の頃、ファッション雑誌をチェックしていましたか、という質問に答えて。わたしもぜんぜんファッション雑誌に興味がなくて、中学生のときとかって学校の子みんな持ってて、買った方がいいのかなと思っていちおう買ったんですよ。なんですけど、なんかぜんぜんどこが面白いんだろみたいな。服とか、ふつうにお姉ちゃんのお下がりとか、お姉ちゃんと一緒にお似合いで着てたりとかしたので、別に大丈夫かなと、買わなくてもいいかなと思って、一回買ったっきり、ほとんど買ってなくって。でも学校で流行っているから買わなくっちゃっていう意識で、お姉ちゃんも買ってたりしたので、お姉ちゃんのを見せてもらったりして会話とかには入っていたんですけど。そんなにさゆみも買ってなくて、いまだにファッション雑誌って興味がなくて、モーニング娘。のメンバーって空き時間とかあったら本屋さんとかコンビニとか行ってみんな買うんですよ雑誌を。で付録とか楽しんでいたり、ずっと見たりとかしておうちにも雑誌がいっぱいたまって大変とか言うんですけど、もうさゆみからしてみたら、もうさゆみのうちはアイドルの写真集というよりは、なんかよく太い漫画とかにはじめの表紙と2、3枚だけアイドルの写真とかあるじゃないですか。それを欲しいがために、それをファイルにしたいがためにそういうのをいっぱい買うから、すごいゴミ捨てるのが大変なんですよ。『BOMB』とかも買ってます。でも『BOMB』さんはサイズがちょっと小さいじゃないですか。A4サイズじゃないから。さゆみが集めているのはA4サイズのファイルにつめてるから、『BOMB』さんだと、あのちぎってさゆみの好きなファイルにすることができないんですよ。さゆみの順番にやりたいんですね。あの、この子のファイルとかでやってるから、『BOMB』さんはちぎるともったいないんですよ。なので一冊ずつ買って保管しなくちゃいけないから、さゆみはA4サイズのやつが一番好きなんですけど、結局『BOMB』さんも買わせていただいているんですけど。そっちの方がさゆみは集めてて好きですね。なので無理することはないと思います。だってさゆみはそれでこういうアイドルの方の服かわいいなとか水着かわいいなとか思ってなんとなくファッションも勉強できている部分もあるので、自分の好きなように洋服の勉強とか興味を持って欲しいなと思います。


「道重さゆみの大人の主張」。テーマは「アイドル」。アイドルとはどういう存在なのか。

この「こんうさぴー」では「誰が好き」とかそういう話はしてますけど、アイドルの良さは、さゆみにとっては趣味の1つで、時間を忘れてずっとDVDとか写真とか見れて没頭できるので、そういう面ではほんとに人生の3割4割ぐらいはアイドルに没頭している時間な気がするんですけど、アイドルは2種類あると思うんですよさゆみにとって。なんか作り切って、好きな食べ物はイチゴですとかパフェですとか、早く王子様が迎えに来ないかなとか、いまでいうスマイレージの福田かにょんちゃんとかが「シンデレラの生まれ変わりです」とか言うのもほんとに作りきっているなという、100パーほんとにアイドルを演じてるんだなというのがわかるんですよ。まあかにょんちゃんは演じているというか、ほんとそういうアイドルの素質がある子なのかもしれないんですけど、そういう100パーわたしはアイドルです、アイドルを見て勉強したからこそそういうセリフとかも言えます、とかいう子と、あとはもうほんとに自然体、人間味があふれるアイドルというか、その2種類があると思うんですね。で、さゆみはどっちかといえば作りきっている方なんですよね。なんていうんだろ、挨拶とかMCとかも、こうやって言った方がちょっとアイドルっぽいかなとか、ファンの人が喜んでくれるかなっていうのを考えた上で、けっこう前日とかから、「あ-、明日のMCはこうやって言おう」とか、頭の中で考えた上でやるタイプなんですけど、モーニング娘。でいったら亀井絵里ちゃんとか高橋愛ちゃんとかは無理してない自然体のアイドルだなって思いますね。だからたぶん、ないものねだりなんでしょうけど、さゆみが好きなアイドルは自然体の方のアイドルなんですよね。一時期は作りきっているアイドルにすごいはまってたんですけど、最近は自然体にすごいあこがれるというか、あ、こんな風にふつうに振る舞えたらすごい可愛いな、っていう。ふつうに、やっぱアイドルって親しみやすい対象じゃないですか。最近のアイドルは。なので、そういうのだと、あ、ふつうに隣にいてくれたら嬉しいなみたいな。そういうのが絵里とか愛ちゃんには見られるから。モーニング娘。ではその2人かな。リンリンもちょっとその。いや、リンリンは何も考えてないからまた別の話なんですけど。なので、その親しみやすいっていうのが最近のアイドルのような気がしますね。そこを学びたいというか見習いたいですね。なんかぜんぶさゆみ、こうやって言った方がいいだろうなとか、ぜんぶ構成しちゃうんですよね、頭の中で。それは、自然なアドリブの良さとかが、さゆみにはないという気がするので。いまも基本はなんとなく頭で考えて、これを言った方が、損得じゃないけど、自分にプラスなことを言いたいとか、そういうことを考えちゃうんですよね。だから、ボケるときも、こうやって突っ込んで欲しいなとかを考えてる自分がすごいいやなときがあるんですよね。何回も名前を出しますけど、絵里とか愛ちゃんにはそういうのがないんですよ。ふつうに自分の好きなときにしゃべって、こうボケて、突っ込んで欲しいとかの気持ちはあるだろうけど、まわりが、そっちの方がたぶん突っ込みやすいんですよね。ウケを狙ってない感じがするから、面白くしてあげたいという気持ちがあるんですよ。でもさゆみとかすごいガツガツしているから、面白くしてくださいという感じがにじみでちゃっているから、そういう子ってけっこう扱いづらいですよね、たぶん。さゆみが思うに、こうなんかこの子がんばっちゃってるんだ、というなんか哀れじゃないけど、そういう目で見られてそうでちょっと怖いなと言うのがありますね。でもアイドルは、なんだろうな、さゆみがアイドルが好きな理由は、そのアイドルを見てるときだけほんとに現実を忘れられるというか、妄想の世界に入れるじゃないですか。あ、この子が彼女だったらどんな感じだろうとか、妹だったらどんな感じなんだろうとか、モーニング娘。だったら、私は女なので、モーニング娘。に入ったら自分はどんな感じになるんだろうとか、想像がいろんな風にできるから、そういう想像で楽しめる対象だなとはすごく思いますね。でもなんだろうな、青春だと思いますね。さゆみは。アイドルは青春だと思います。そう思いますね。はい、でも、さっきも言ったようにさゆみは結局はかわいいっていうのがあると思います。作りきったかわいさと、自然体のかわいさって、両方ともやっぱりアイドルはかわいくなくちゃいけないと思うので、最終的にはアイドル=かわいいていう結論に至ると思います。かわいいにもいろんな種類があるので。さゆみは極度にかわいいです。まあここが作りきってるとこですけどね。

妄想セクシー・ワードは「うなぎパイ」。パイっていうとこがまたかわいいっていうか、セクシーっていうか。いいフレーズですけど、うなぎパイって夜のお菓子なんですよね。さっきスタッフさんから聞いたんですけど、朝のお菓子とか昼のお菓子とかよくわかんないんですけど。うなぎパイは一時期はまっていたというかおうちにすごいあってお姉ちゃんと一緒に食べていた。すごい甘い物が食べたかったので、メープル・シロップをどばどばかけながら食べてました。メープル・シロップにマーガリンをつけて食べたりとかしてました。甘くてすごいおいしいんですけど、いま思うとカロリー天国だと思ってたんですそのときは。カロリー地獄ですよね。

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今週はすべてのセグメントが面白い密度の濃い番組だった。


リハーサルで文句を言うという話。高橋愛がラジオ番組で、ダンスのレッスンでちょっと違うと思ったとき初めに声を上げるのは道重さゆみだから彼女にはリーダーの資質がある、という意味の話をしていたことがある。彼女たちにとってダンスのレッスンとかリハーサルがどういう位置づけのものなのかが垣間見えて興味深い。彼女たち、特に道重さゆみは、振り付け師による振りの指導を「レッスン」と言い、それをする人を「ダンスの先生」と呼ぶ。


ニコラス・ケイジの話は、8月18日に放送された『ザ!世界仰天ニュース』という番組でのことだ。これはまた地獄のようにつまらない番組だった。この秋のコンサート・ツアーの6期メンバーによるトークで、道重さゆみの父親が、娘の出演部分だけを抜き出したビデオを作ってるという話を暴露していたが、そういうことをしたがるのもよくわかる。

ニコラス・ケイジが出演者一同と握手をした直後に、ほんの数秒、道重さゆみが一人だけ映るショットがある。カメラマンは当初はこのように隣の男性も一緒にフレームに入れていたが、彼女の反応を見て急遽ズーム+パンを行い、一人だけのバストショットの画面を作った。別に過度に賞賛するようなことでもないが、見事に仕事をやりきったということではある。実際、いまこのシーンを見直しても、道重さゆみがニコラス・ケイジのことを知らなかったとはわからない。ハロプロにはこういうときに大ポカをやりそうな人がけっこういる。

ニコラス・ケイジとの握手の直後



この話は、たぶん先に収録した「ヤンタン」ですでに喋っているもので、トーク内容を熟成させる期間があったのだろう。実際にはこのときすでに周囲の反応から、ニコラス・ケイジが有名人であることには気づいていると思われる。それにしてもこの話を、「愛ちゃんと握手できたんですね、ニコラスさんのおかげで。感謝してますね」という風に終わらせるとは! 「海を渡っちゃったらこんな人気者になれるんだ」という発言からわかるように、彼女は「海外」に対して意地になっている面があり、そのニュアンスを含めての、ニコラス・ケイジよりも高橋愛が格上であり、ニコラス・ケイジとの握手よりも高橋愛との握手の方に価値があるんだという示唆はもちろん面白い。しかしそれ以上に私にとって興味深いのは、道重さゆみが「芸能人との握手」一般に関して持っている、前提となる感覚である。これについてはいつか別に論じたいんだが、要するに、やっぱり彼女にとって握手には価値があるんだな、と。


音を外すという話。以前の『今夜も☆うさちゃんピース』で、やはり音痴だった久住小春とのエピソードで、ぶつ切りになっている自分のパートの歌い出しの音がわからなかったが、他の人のパートの特定の音が同じ高さの音であることに気づいたので、それを手がかりにすればいいと気づいた。ほんとはこうやってやるもんじゃないと思うんですけどね。という驚愕すべき話があった。これは、道重さゆみに絶対音感がない、という話であり、しかしあの音痴ぶりにはそれ以外の原因にもあるんだろうなと思ったりもするわけだが、それ以前のものすごく基本的な話として、「ハロプロってちゃんとした教育をしていなさそうだ」という印象を与えるエピソードの1つである。

道重さゆみの音痴ぶりは、これもまた興味が尽きない話題ではあるのだが、それに関連して出てくる映像やエピソードを含めて、モーニング娘。のメンバー育成にあたって、音楽の面でもダンスの面でも、それ以外のスキル一般についても、ちゃんとした体系的な教育が行われている気配が見えてこない。これは素人っぽさがアイドルの魅力の1つである、ということに関連しているのだとは思うのだが、すごいことだよなとは思う。教えてはいる。でもそれが体系的でないし、ちゃんとしたものでもない。


ファッション雑誌を見ない、という話は昔からラジオ番組でよくしている。そこから展開した、自分の趣味としてのアイドル雑誌の話は、その次のセグメントのテーマと重なってしまった。やはり「大人の主張」のテーマはその場でそのときに知らされているのだろう。『BOMB』は有名なアイドル雑誌。私は買ったことがない。それを言ったら、アイドルのグラビアに興味を持って雑誌を買ったことがそもそもない。そのように完全にアイドルというジャンルから縁遠かった私ではあるが、道重さゆみのこういう側面を通して、少しは興味を持つようになった。その意味で、私にとって道重さゆみはアイドルという未知の領域へのガイドである。


「大人の主張」のセグメントはほんとうに面白い。

* 高橋愛と亀井絵里はちゃんと考えずに喋っている
* この2人は意図してそうしているが、リンリンは何も考えずないまま自然体でいる
* 自分は隣にいたら嬉しいタイプじゃない
* 以前の小倉優子のあのキャラが好きだった
* スマイレージの福田花音には自分と同じにおいを感じたが、それをここで言えるほどまだ親しくなってない

うなぎパイの「夜のお菓子」のくだりはカマトトだろうけど、Wikipediaによると、このキャッチフレーズは「もともと、出張や旅行のお土産として家庭に買って帰ったその夜(晩)に「一家だんらんのひとときを『うなぎパイ』で過ごしてほしい」との願いを込めて当時の社長が考案したもの」だとのこと。知らなかった。考えてみるとうなぎパイって食べたことがないな…


今夜も☆うさちゃんピース 第202回 - 20100919

2010年9月19日のCBCラジオ『今夜も☆うさちゃんピース』。

5日間の夏休みをもらったときの、熱海への旅行と山口への帰省の話。山口に到着したとき、おじいちゃん好きのお姉ちゃんが「同じ空の下にいるんだね」、「同じ空気吸ってんだね」、「近いね」などと言う。飛行機の中でずっとガムを食べていた。最後に、「あたしガムだいっきらいなんだよね」と言った。これからの人生、さゆみはお姉ちゃんのお世話で大変だと思います。


「さゆの小部屋」。昆虫採集をして虫かごをリビングに置いて外出したらたくさんの虫が逃げていたという話から、虫で背筋が凍り付いた経験はありませんか、という質問に対して。想像しただけで気持ち悪い。トンボが大好きで、ずっとよしよししていたら、目がゴロって落ちたことはありましたね。背筋凍りましたね。そのまま放って帰りました。小学校1年生の夏のとき。みみずでちょうちょ結びをしたこともあった。学校でムカデが大量発生した。怖いとかはなかったんだけど、毒を持っているから気をつけてと先生が言った。ロッカーをあげて箒をとったら、その下からムカデがぶわーっと沸いた。怖くて背筋が凍った。ムカデはいまだにけっこう怖い。


11月のバスツアーの話。どんなことをやってみたいと考えてるか? 「男女」のダンスの話が再燃。また怒られるかもしれないですね。みんなで思い出のものを作りたい。木とかのこぎりで切って、何かをみんなで共同作業で作る。何かを買うとかではなく。


先日の、ハリセンで小倉優子と矢口真里をぶったたいた『あいまいな』が面白かったという話。

ハリセン叩きたいと自分から言ったんですけど、まさか小倉さんを叩くことになるとは思ってもなかったんです。さゆみ的には、まあ小森純さんなら叩きやすいなとは思っていたんです。ちょっとバトルしてるし、『あいまいな』の中で。あとは、ザキヤマさんだったらぜんぜん叩けるし、芸人さんだから。あと大島麻衣さんなら、なんとなく歳も近いし、叩きやすいなとは思っていたんです。で、まさか、小倉優子さん、さゆみの大好きなゆうこりん、もうほんとにさゆみ、いままで見てきた女の子の中で一番顔がかわいいと思っているゆうこりんのその頭をハリセンで叩くことになるとは思ってもいなかったので、あの立候補した自分がバカだったなと思ったんですけど、まあやるからにはやってやろうと思って、けっこう本気で行きましたね。ただ、思った以上にハリセンがあの軽いし、あの、すぱーんっていって、ゆうこりんの頭が「ガクン」ってなったときには、ちょっとびっくりしたんですけど、ゆうこりん「ぜんぜん痛くない痛くない」って言ってくれたのでよかったなと思うのと、矢口さんのときは、何か一言付け足してって言われたんです。ザキヤマさんに。なので、「えっ、どうしよう」と思ってすごい考えたんですよ。でもハリセンっていうことは、叩くから何かよくないこと言わなくちゃならないと思って、とっさに出たのが、「矢口さんのよくないところ、矢口さんのよくないところ、矢口さんのよくないところは…脱退したところだ!」っていうのがつながっちゃんたんですよ、さゆみの中で。それしか思い浮かばなかったんです。ほんとに矢口さんって優しいし、いまでも、あの、シゲさんって言って、なんかすごい仲良くというかほんとにアドバイスをくれたりとか、がんばってるねって応援してくれたりとかするから、なんかダメなところって思い浮かばなかったんですよ。「裏表違うじゃないか」とかそういうのがほんとにないんですよ。なので、ほんとに矢口さんのダメなところというか、痛いところ突くってなるとそれしか思い浮かばなくて、それを言っただけなんですけど、そしたらけっこうそれがおっきなことだったらしくて、マネージャさんはどきどきしたって言われたんですけど、あとから。でも矢口さんに「あ、さっきすみませんでした」って言ったら、「もうぜんぜんいいよ~」って言って、笑って、許してくれたというか、むしろなんかあのもっとこれからもがんばろうね的な感じだったので、嬉しかったですね。でもバラエティとかだと、ほんとにみなさん優しいというか、あとから謝ったりとかしに行ったりしても、「ぜんぜんいいよ、謝らなくていいよ」って言ってくださるので、ほんとにありがたいなって思いますね。


「今週のお姉ちゃん」。小学生のころ、パン屋さんで試食のパンをめっちゃ食べてた。真ん中の子は変わってる。亀井絵里がダイヤモンドユカイのブログを見るために検索していた。「ダイア」としていた。顔が似ているらしい。買い取りになった水着をお姉ちゃんが上げている。水着を着る機会がないので。お風呂にアイスクリームを食べながら入った。お姉ちゃんとさゆみは日本オンリー。海外に興味がない。映画といえば「ポニョ」にはまっている。熱海に行ったときに一緒に見た。すぐ携帯電話をなくすので、機能を覚えていない。


エンディング。「妄想セクシー・ワード」は「密会」。いままで見た映画の中で一番よかった映画。『グリーンマイル』。

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今回は『あいまいな』の話以外は、ルーチンで流したという印象があった。

『あいまいな』とは道重さゆみがレギュラー出演者の1人となっているTBSの深夜番組。ここで彼女が話しているのは、8月6日放送分の「リアクションがとれるハリセンの長さは!?」という企画のことで、道重さゆみが共演者の小倉優子、矢口真里、小森純の頭を、順に長くなっていくハリセンで叩くというもの。

小倉優子に対する、きれいに振り抜いたスイング。

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一瞬の間があった後に慌てて駆け寄る。

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矢口真里に対しては「急に脱退してんじゃねえよ」と叫んた。

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この言葉の重大さを、共演者たちは果たして理解できていたのだろうか。といいながらも私も別に理解できていないわけだが。などと思っていたが、今回のラジオを聞くと道重さゆみ本人も重大なことだとは思っていないようだから、ほんとうに重大なことではないのかもしれない。


道重さゆみがテレビ番組で共演者に対してとるこのようにアグレッシブな行動について、今回のケースのように、事前の打ち合わせがないと知って驚いたのが、保田圭と一緒に出た「ロンドンハーツ」のときだった。あの番組で道重さゆみが保田圭に対して過激な言動に出たとき、「ああ、どうせ仲間内でのぬるい小芝居なんだろうな」と思っていたのだが、後にラジオ番組でこれがぶっつけ本番で、後から道重さゆみのマネージャーが保田圭に謝ったというエピソードを聞いて、1) テレビ番組というものに対する信頼が少し回復された、と同時に 2) それが小芝居に見えてしまう全体的な番組の作りの情けなさを悲しく思ったのを覚えている。

あれに比べると、今回のは予定調和であるというか、バラエティ番組の枠の中でちゃんとできているということであり、それゆえに意外性がなくて面白くないとも言えるのだけれども、この「あいまいな」は面白いものが1つもないと言ってもいいような番組なのでどうしようもない。

このセグメントを見ての第一の感想は、道重さゆみが「いままで見てきた女の子の中で一番顔がかわいいと思っている」という小倉優子は、そういう感じじゃなくなってしまっているな、ということ。それでも共演者の中ではたしかにオーラがある。そういうことも含めてものすごく哀しい番組である。


最後の「いままで見た映画の中で一番よかった映画」で『グリーンマイル』が出てきたのには少々驚いた。道重さゆみは、映画を見ないし、外国のものが好きではないとつねづね公言しているから、洋画が出てくるのは意外である。

道重さゆみはラジオ番組などでいろんなものを好きだと言うが、私はそのほとんどに共感できない。いつも、まったく別の世界に生きている人なんだなという思いをする(だからこそおもしろく、安心して見ていられるわけだが)。そんな中で『グリーンマイル』はとても"こちら側"に近いとはいえ、『グリーンマイル』はやっぱり好きにはなれなかったな。
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